トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

P226 CUSTOM "Saber"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド

特殊弾の衝撃に耐え、長期的な耐久性にも優れるステンレス・スライドに交換。サイドには銘の“Saber”を筆記風書体で刻印、白で色入れ。 ○キャロムのSシルバーで塗装。

▼コンペセイター

3本のライン状に並んだガスポートを装備。
発射時に大口径マグナム弾から出る大量の燃焼ガスを効率的に逃がし、爆発的な発射の反動を制御する。 ○プラ材削り出しでオリジナル製作。内部には別パーツで延長バレルを仕込んで、立体的なスリットからポートが覗くよう造形しています。

▼バレル

チタン合金製でメタリックグレーのカーボンコーティング仕上げ。コンペ内部の延長バレルには3つのガスポートが設けられている。 ○アウターバレルをメタリックグレーで塗装。ブローバックで特に擦れるパーツなのでジルコニアコートで仕上げ。

▼サイト

立体ドット入りフロントサイト、リアサイトはノバック型に交換。どちらもホワイトドット入りで素早く的確なサイティングが可能。また、ドットには高輝度夜光塗料が入っているので薄暗い室内で効果を発揮する。 ○フロントはプラでオリジナル製作。実際に高輝度夜光塗料でドットが入っていて、薄暗い場所では明るい緑色に光ります。

▼強化アンダーフレームユニット

フレームには大型延長パーツを追加。フレーム下部をしっかりと補強し、スライドへ繋がるコンペと一体型でしっかりと支える。
下部には金属製の20mmレイルを装備。各種光学機器を装着して状況に応じた幅広いセッティングが可能。

○スライドと同じくらいの長さを誇る長ーいユニットパーツを、ほぼ全てプラ材削り出しでオリジナル製作。ボルト止めをワンポイントとして使用してハードな雰囲気も出しました。下部のレイルは別パーツの金属製。

▼カスタムグリップ

特徴的なオリジナル ハイブリッド・カスタムグリップ。
下部両側面と前面にレザー製別パーツを使用し、フィンガーチャネル仕様でマグナムの強烈なブローバックにも耐える確実なグリップコントロールが可能になっている。
また、マガジンには大型のステンレス製マグバンパーを装備。

○サムライエッジのグリップをイメージしてブラック&ブラウンのハイブリッドグリップにしました。ベースの樹脂グリップパネルの一部をカットして、軟質樹脂材で作ったパネルを接いでいます。前部のフィンガーチャネルも同素材で製作し、4本のボルトで固定。柔らかい素材なのでグリップ感もかなり良いです。
マグバンパーもプラ製オリジナル製作で、マガジンから取り外しできます。

▼ロゴメダリオン

部隊ロゴ入りのメダリオンを装着。「流れ星」を表した、星とその軌跡を象ったロゴで、ベース色には前身の部隊でも使用されていた“正義”を表すブルーカラーが使用されている。

○プラ材で製作。円状に配置した文字列はしっかりと凹凸で再現しています。星の部分だけはメタル製のパーツを貼り付けて製作。この部隊ロゴはちょっとオモチャっぽい感じもするので、もう少しスマートなデザインにする必要がありそう。。

▼作者コメント

BIO『5』の初期公開トレイラーを見て、クリスの使用しているシルバースライドのカスタムガンにインスピレーションを受けたのが製作のきっかけでした。
その後、公式のBIOカスタムで使用されてるベレッタやデザートイーグルとはまた違ったベースで、化け物みたいにデカイ銃を作ろうと思って製作。実際全長約300mmの超大型拳銃になりました。

全体的な形はオーソドックスにまとまっていて気に入っているのですが、スライドとコンペの長さのバランスが悪かった;
銃の真ん中でスライドがパカッと割れるような格好になってしまって、どうにも中途半端な迫力になってしまいました。その辺がネックになって発表時のオークションでの反応も今ひとつ、という苦い思い出があります。

凝った立体ガスポートとか、コンペ側面に何気に表現したシグ独特の段差面(→)とか要所要所はかなりイイ線いっていたと思うので、いつかロングスライドでもっとバランスの良いデカ銃製作の際にはそういうポイントは生かしていこうと思います。

2008.11.12

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