トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

G19 CUSTOM "Hell-Glock"

旧MGCの「グロック19」をベースに、ゲーム「デビルメイクライ」の世界に登場するような「悪魔の力を宿した武器」をイメージして製作したドレスアップカスタム。

MGC・ガスブローバック

▼STORY(設定)

Hell-Glock― 持ち主を失った古びた「グロック19」に、何らかの理由で魔界の物質が付着。時を経て侵食・融合を始め、いつしか意思を持つ「生きた魔銃」となったもの。

南米のとある国で、現政権と反乱軍の内紛が勃発した。
反乱軍のゲリラ部隊を率いていたある男は内通者による裏切りにあい、政府を支援する連合国軍の傭兵部隊に妻子と仲間を殺された。

崩壊した街を一人さ迷う彼が偶然拾ったのは、連合国の傭兵が落としたらしい一丁の「グロック19」。現代オートマチック拳銃の代表ともいえるこの銃は、過酷な環境や使用に耐える耐久性と信頼性はもちろん、シリーズ中でも実戦的サイズで特に人気のあるモデルである。
銃は古びてはいたが、フレームに「小さな溶けた樹脂の破片」のようなものが付着している他は、目立った傷も無かった。

「家族と仲間を殺した仇」が落としていった銃…。彼がそれを拾い上げ、握り締めた瞬間、その銃の中に渦巻いていた“危険で邪悪な意思”が活動を開始した。

男は何かに取り憑かれたように、再び部隊を再編。敵軍はもちろん今度は戦闘地域に居合わせた住民、女子供の見境も無く「虐殺」を始める。

戦闘によって新たな血が流されるたび、彼の持つ銃は「成長」を続けた。小さかった「破片」は大きく膨らみ、グリップとマガジンも変形し、スライドには奇妙な亀裂が広がった。そして異変に気づいた周囲の者もまた、正気を失うか不審な死を遂げた。

いつしかその“狂気のゲリラ将校”の噂を聞きつけたとある「狩人」がこの地を訪れた際、彼の瞳はすでに人としての光を失い、銃を握った腕もまた定まった形を失って、黒く霞んだ霧のように銃と同化していたという。

▼ベース:旧MGC社製グロック19

実銃はグロック社が開発したダブルアクションオンリーの現代的自動拳銃。フレームにプラスチックを使用した画期的な銃で、9mmパラベラム弾を使用。このG19はグロックシリーズの中でも中型の人気の高いサイズで、銃雑誌にコラムを書かれている米軍の某現役軍人の人も絶賛している非常に実戦的なモデルのようです。
このG19を、トイガン業界の歴史を築いた旧MGC(現在は残念ながら実質廃業)がモデルアップ。外観・アクション共に再現率の高い「ガスブローバック」のトイガンが確立される過程のモデルだったらしく、動作はほぼ完璧ながら、命中精度とメカの再現性などにまだ未完成な部分も見えます^^;しかしかなりの年月のたった現在でもしっかりとブローバックし、発射にも問題のない「安定した動作性」はやはり素晴らしく、未完成の外観部分も含めてカスタムするにも不足を感じることのないトイガンでしたw

全長:184㎜ 重量:505g 装弾数:15発

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