トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。
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マルシンXカートリッジS.A.A."VAMPIRE HUNTER "

マルシンの「
コルトS.A.A.45ピースメーカー・Xカートリッジシリーズ」
をベースに、空想の物語と共に「対吸血鬼専用銃」をイメージしてカスタムした
オリジナル・ドレスアップカスタム。

マルシン・ガスリボルバー
 

▼STORY(設定)

使い込んだ黒鋼の銃身に真紅の祈りの一文、グリップは象牙製で十字架の彫刻。
この奇妙なカスタムリボルバーは、19世紀後半、米合衆国南西部の田舎町で生まれた。

1887年9月、アリゾナ州アッシュビルで、町の牧師ヘンリー・クラントンの婚約者“イザベル”という女性が殺害された。

犯人はビル・カーという男。このあたりでは名の知れた無法者であった。

ヘンリー・クラントンもかつてはバッファローハンター・酒場の用心棒、カードディーラーなど荒事の多い職を転々としたアウトロー出身で、その時期にビルとも面識があったといわれている。

 

しかし売春宿のピアノ奏者であったイザベルと出会ったヘンリーは、武器を置き、平和な結婚生活を望んで牧師となった。

ビル・カーもまた、イザベルに惚れていた。その思いはやがて激しい嫉妬に変わり、二人が正式に婚約を結んだ9月についに殺意と狂気となって爆発した。

その日、巡回宣教から戻ったヘンリーが目にしたのは、血に汚れた祭壇と、犯され、殺されたイザベルの肉を食らうビルの姿だった。
ビルは神を呪う呪詛を叫ぶとヘンリーの目前で自らの頭を撃ち抜き、壮絶な死を遂げた。


異変は翌日から始まった。
隣町との連絡が途絶え、様子を見に行った者は一人も戻らなかった。さらに調査に赴いた州兵の一隊が、キャンプ地で全滅した。通りかかった駅馬車の御者は「州兵は全員自殺していた」と証言している。

 

次いで西の町ブラックストーンとも連絡が途絶え、南の鉱山から一夜にして人が全て消えた。
アッシュビルでも数人が夜のうちに失踪し、翌日の夜にはその家族も姿を消した。

ヘンリー・クラントンは、残った町の男とかつての仲間達を集め、この異変について話し合った。

きっかけはおそらくイザベラ殺害事件。そして彼自身信じがたいことに、今起きている状況は伝承や小説にある「吸血鬼」の怪異そのものであること。

当然、端から信じず席を立とうとする者もいた。しかしそれも、ブラックストーンで「死んだビルの姿を目撃した」という複数の確かな証言が集まるにつれて沈黙したという。
事実、アッシュビルは死に包囲されつつあった。

 

1887年10月。ヘンリー・クラントン、銃技師のジム・モーリス、猟師のジェシー・ランカスター、医師のウィリアム・レイ、ガンマンのコール・ヤングら5人の“ヴァンパイアハンター”がブラックストーンへ向かった。

それぞれライフルや8ゲージのショットガン、拳銃数挺ずつを身につけていたが、特にヘンリーは特別に改造したコルトをホルスターに差していた。

かつて無法者時代に愛用していた6連発拳銃を、ジム・モーリスの手を借りて今回の対決の為に改造したもので、銃身を削って祈りの一文を彫り込み、象牙製のグリップにも十字架を彫り入れてあった。

弾丸は銀を溶かしてリロードした特別製で、6発。
全て伝承にある吸血鬼への効果を研究し、一週間の急ごしらえで製作したものだった。

 

一行は、日も沈みかけた夕方頃に町を見下ろす丘の上の屋敷に辿り着いた。

“吸血鬼と対決するのは、日の光の差す昼間であること。”これは、どの伝説や物語にも描かれている基本中の基本である。当然、ヘンリーもビルとは真昼に対決するつもりであった。

しかし既にブラックストーンは変わり果てていた。カーはこの町の住人全員を殺して屍食鬼に変え、死者の町”にして待ち構えていたのだった。

それらを撃退しつつ、ビルが潜んでいると思われる丘の上にたどり着くまでに、日光の差す貴重な昼の時間を殆ど使い切ってしまっていた。
既にヤングが負傷し、容態は刻々と悪化している。

ビルはたしかに屋敷にいた。
彼らがその真新しい棺を発見したのと、日が沈みきる瞬間はほぼ同時刻だった。

 

棺の蓋を開けた瞬間、ウィリアム・レイが首を折られて殺され、同時にヘンリーのコルトの放った6発の銀の弾丸がビルを貫いた。

動きを封じられたビル・カーは心臓に白木の杭を打ち込まれ、ランカスターに首を切り離されたが、それでもなお獣じみた絶叫を止めなかったという。結局、額に十字架を押し当てられた上で口に大蒜(ニンニク)を詰め込まれ、遺体と棺と共に焼かれて止めを刺された。

ブラックストーンおよびアッシュビル周辺のこの一連の事件は、公式な記録として残されていない。

しかしこのとき使用された『ヘンリーのコルト』は、現在ハンガリー共和国内のとある吸血鬼研究機関に保管されているという。

 
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▼ベース:マルシン工業社製 コルトS.A.A.45ピースメーカー・Xカートリッジシリーズ(ABSモデル)

実銃はコルト・シングルアクション・アーミー、西部開拓時代に使用されていた回転式拳銃。通称“ピースメーカー”
このS.A.A.を、ユニークな機構やアイデアが売りのマルシン工業がXカートリッジ(メタルカート装填式のガスリボルバー)でモデルアップ。グリップ内にガスタンクを内蔵している構造はマルイのガスリボルバーと同じ。純正品のカートで、一発ずつ装填していくS.A.A.ならではのアクションを楽しめます。弾はカート1発につき6mmBB弾1発を装填。HOPなしなので飛距離やパワーはあまりありませんが、室内や近距離で撃って遊ぶには充分楽しめるモデルだと思います^^今回ベースに使用したのはABS樹脂モデルでしたが、他にニッケルメッキ風シルバーモデル、重量感のあるHW樹脂製モデル(←右の画像リンクはこれ)等もあるようです。

全長:257o 重量:480g(カート装填/ABSモデル) 装弾数:6発

マルシン コルトS.A.A.45 ピースメーカー Xカートリッジシリーズ ブラック/ヘヴィウエイト

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