トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

G18C CUSTOM "Machine-Rouge"

KSCの「グロック18C」をベースに、近未来の凄腕女性特殊部隊員が使う“閉所強襲制圧用カスタム”というイメージで製作したタクティカルカスタム。

KSC・ガスブローバック

▼STORY(設定)

21世紀後半。壊滅的な経済悪化を受け衰弱したロシアで、新・共産主義勢力が政権を奪取。「真の共産社会」実現を掲げ、ついに2度目の社会主義ロシアが誕生した。
その理想とは、「不完全な人間ではなく、完全に公正・公平な“機械”による平等社会」であり、国を挙げて開発された超高性能AIによる社会管理体制であった。

この体制に反対する人々は各地でレジスタンス活動を展開。政府AIはこれらの「反社会的」勢力を排除する為、強襲特殊部隊を創設した。

部隊で一際目覚しい活躍を見せたのは一人の女性兵士。レジスタンスが激しい抵抗活動を繰り広げる中、その活躍によって多数の活動拠点を壊滅させたのだった。
二年におよぶ激しい戦闘で片目を失いながらもついに反勢力の指導者を拘束するに至ったその戦いぶりは、体制の士気を大いに高揚させた。

この成果に対し政府AIが彼女に与えた褒章は、最高位の勲章とセンサーや小型端末を内蔵した機械化義眼、そして専用の高性能マシンピストルであった。

このカスタムは、今なお多くの機関で使用されるG社の傑作マシンピストル「G18C」をさらに閉所での戦闘用に特化させた“閉所強襲制圧用カスタム”。
ユニット装着のレーザーサイトは義眼と連動して標的を捕捉し、スライドのガスポートと折り畳みフォアグリップはフルオート連射でも反動をしっかりと抑えて狙ったポイントを正確に撃ち抜く。
また上部のマウントベース兼プロテクターが閉所でも確実にブローバック動作を保護し、レールを装着すればダットサイトやスコープも装備可能。
さらに彼女はグリップにビーバーテイルカバー、反動抑制フィンガーチャネル、マグウェルなどを自ら追加し、さらに精度を高めた。

共産主義の象徴でもある「真紅」のスライドプロテクターが特徴的なこのカスタム・マシンピストルは『マシン・ルージュ』と呼ばれ、いつしか“赤い死の女神”などとも呼ばれ始めた彼女自身と共に政府指導力のシンボルとなっていった。

しかし残存勢力排除の最終段階に入った頃、部隊は「反体制的な」非武装の民間人達まで抹殺するようになってゆく。

理想を信じ、私情を交えること無く任務を実行していた彼女であったが、あるとき当時同部隊員だった恋人が、レジスタンスのスパイとして民間人避難所への襲撃情報を事前に流している事を知ってしまった。

恋人は体制が幻想である事、すべての根拠であるAIすらやはり官僚たち人間の干渉で操作されている事を伝え、反勢力へ加わるように求める。しかしそれらを真に信じる事ができない彼女は、迷いながらも政府の決定に従い「マシン・ルージュ」で自ら恋人を手にかけてしまった。

政府は体制の秘密を知り疑念を持った彼女の暗殺を決定、実行に移すが、これに失敗。
恋人の言っていた事が真実であったと確信した彼女はさらに、政府が彼のスパイ活動を認知した上でわざと泳がせ、逆に多数の避難所を特定して虐殺を行っていた事実をも知る。

信じていたもの全てを奪われた彼女は、圧倒的な戦闘能力を駆使して収容所を単独で襲撃。過去に自身が捕縛した反勢力指導者を開放すると、レジスタンス活動に加わり政府部隊の拠点を次々に壊滅させていった。

赤く閃くマシン・ルージュのボディと、無数の弾丸。そして鮮血。

敵の流す赤い血がまるで自らの涙であるかのような鬼神の如き戦いぶりで、わずか一年後には形勢は逆転。
かつての政府の赤いシンボルは、今や民衆の怒りと反乱のシンボルとなった。

ついに新社会主義政府が崩壊した翌年、その大きな原動力となった彼女は忽然と姿を消した。
戦闘での傷が元で死亡した、あるいは全てを終え、過去の過ちを悔やんで自害したとの噂もあるが、現在も生きて市民の生活を見守っているとの説もある。
いずれにせよ真相は不明、今や伝説となった「赤いマシンピストル」も、その行方はわかっていない。

▼ベース:KSC社製 ガスブローバック グロック18C

実銃はオーストリアの銃器メーカーであるグロック社が開発したダブルアクションオンリーの自動式拳銃。ポリマーフレームを本格採用した銃で、その信頼性、安全性から世界中の警察などで幅広く使われており、現在は本国のオーストリア以外にも、フィンランド、スウェーデン、インドやアメリカのFBIなどの法執行機関に配備・採用されています。G18Cは同社の基本モデル「グロック17」にフルオート連射機構を搭載し、さらにアウターバレルにマグナポートを設けることで連射による反動を抑えたモデル。
このG18Cを、リアルな造形とクオリティの高い機構再現で定評のあるKSCがガスブローバックガンとしてモデルアップ。スライドのセレクターレバーでフルオート・セミオートの選択ができ、フルでは非常に迫力あるブローバック連射を楽しめます。その衝撃と作動音はちょっと病み付きになる程で、「ブワーッ」という物凄い音と共に、線状に連射されたBB弾が的(まと)に次々に穴を開けていく様子は爽快そのものです^^

全長:202㎜ 重量:665g 装弾数:23+1発(ロングマガジン:49+1発)

G18C ガスブローバック セミ/フルオート切替式 (18歳以上ガスガン)

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