トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

"G19-P&Ex"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

※今作品は月刊アームズマガジン2024年8月号&9月号掲載記事「空想銃カスタム指南 YURI CUSTOM WORKSHOP 2nd SEASON」にて製作過程について前後編に分けて詳しく解説しています。

▼バレル

9mm口径のバレル。通常の9mm弾と9mmP&Ex弾両方に対応している。

○純正アウターバレルをメタリックグレーで塗装し、コーションデカールを貼った後コーティングしました。内部の真鍮インナーバレルも黒染め加工をして銃口から覗く金色が目立たないように処理してあります(´ω`)

▼スライド

見た目は一般的な拳銃のスライドとほぼ同じものの、その内部にはユニットを通して銃内部の各部状態を確認するための超小型センサーや熱制御用のフィルムなど最先端の素材や技術部品が内蔵されている。そのため銃器市場としての取り決めにより、表面には取扱いについての警告表記などが細かく印字されている。

○内部や形そのものはベース銃そのままで、ミリタリックなグレー塗装の後に白いプラモデル用デカールを貼り、つや消し塗装仕上げしました。

▼アイアンサイト

機器の故障や妨害によって電子装置が使用できなくなった時のためのアイアンサイト。

○社外カスタムパーツの夜光ドットサイトに交換しました。

▼P&EX制御ユニット

後述のP&Ex弾の距離測定と起爆タイミングを制御するユニット。オペレーター装着のスマートグラスとリンクしており、残弾数や薬室内の状態はもちろん、ガンカメラを通して銃を向けている標的の位置や大まかな種別までも情報として表示される。GHM9-P&Ex程ではないが基本的なP&Ex弾の使用はできる。対人用通常9mm弾も使用可能で、弾倉を装填した時点でP&Ex弾が含まれていればユニットが自動的に起動して作動ランプが点灯する。

○内部にミライトを仕込んでABS素材フルスクラッチで製作しました。蓋を外してスイッチを入れれば実際に動作ランプを光らせることができます(´ω`)

▼各種操作系パーツ

トリガーやスライドストップレバー、マガジンキャッチボタンなどは通常の純正パーツと同じ。

○純正パーツそのままです(゚∀゚)

▼グリップ

生体認証システムを搭載したグリップ。登録された正しい使用者がグリップを握れば銃のシステムロックが解除され、ランプが点灯する。

○グリップフレームを社外カスタムパーツに交換してテーパー面に滑り止めのドットパターンを追加&IUIDプレート風ステッカーを貼りつけ。また、グリップ後部スペース内部にミライトを仕込んで発光できるように加工しました(`・ω・´)ゞ

▼弾薬「9mmP&Ex弾」

対戦闘ロボット用として開発された特殊弾薬。専用ユニットと連動することで標的の装甲を貫通したのち適格なタイミングで内部炸裂してメカを効率良く破壊・動作停止させる。専用ユニット無しでも発射・炸裂は可能だが、補正ありの場合に比べて効果は半減する。

○実物の9mm空薬莢と樹脂パイプ、ガンプラ用スパイクパーツを加工して弾薬の模型を3発だけスクラッチ製作しました(´ω`)

▼作者コメント

月刊アームズマガジンの第24弾記事用に製作した今作。

前作の近未来風PDWとセットになるハンドガンを製作してみました。

「スマートグラスと連動する照準システム」や「特殊貫通弾」「起爆制御型炸裂弾」といった対戦闘ロボット用弾薬&専用ユニットとしての設定を先のPDWと共有することで、この設定・世界観のリアリティを少し高められたかと思います(´ω`)

2024.6.26

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CONTENTS
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