トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。
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→オーダー製作品 →アンチエクソシスト・概要 →ストーリー設定 →各カスタムポイント

M1911A1 CUSTOM "Tsicroxe(アンチエクソシスト)"
〜各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。
■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。
 
▼スライド

元々パーカーグレーだった色は黒く変色し、ゴシック風の装飾模様が浮き彫りになっている。後部のセレーションは埋まり平面になって、スライド側面全体を模様が覆っている。
左面に「MUREDER.45 Tsicpoxe」、右面に「NRWN QSR」の刻印。
Tsicpoxe”は“Exorcist”の逆綴り、“NWRN QSR”は特殊表記で“666”の数字を意味する。

後部のセレーションと側面の刻印を埋めて平面出し研磨したあと、銘を彫り込みました。インディブラックパーカーで塗装仕上げ。浮き出しの模様はゴシック風の立体シール貼りです。
全体的にエングレーヴ調の装飾的なデザインで、概要ページで書いたとおり、DMCのパッケージCGの「扉」をヒントにしました。黒地に黒い模様なので主張しすぎず、ダークな雰囲気がよく出ていると思います。
左面の刻印。Exorcistの逆綴りが銘になっていて、読みは「アンチエクソシスト」です。
邪悪な力によって浮き出した模様。悪魔さんはやはり古風な装飾がお好み。
元から何も無かったかのように平らなスライド後部のセレーション跡。装飾模様が覆っています。
 

▼バレル
禍々しい血のような真紅のバレル。表面には亀裂のような“魔紋”と呼ばれる模様が浮き出ている。“魔紋”は人間の指紋のようなもので悪魔一体一体それぞれに違う。悪魔に取り付かれた物はその侵蝕の度合いによって魔紋の広がり方が違い、この銃は既にチャンバーカバー付近まで広がっていることから、ほとんど「同化」していると思われる。
○ベースのプラ製バレルに線模様を彫り込みました。単なるペン描き線ではなく立体的な溝なので、より不気味さが増しています。いったん全体をメタリックレッド塗装後に溝部分のみ黒で色入れ。

▼サイト
通常のサイトより大型化しており、フロントには赤い水晶体、リアは白ドットの入った形状に変形している。素材は鉄などではなく、本来は人間世界には存在しない魔界の物質。
○プラ素材でオリジナル製作。フロントにはアクリルビーズを貼り付けてあります。

スライドを引くと現れる“魔紋”の浮き出た赤いバレル。スター○ーズep1のダース○ールみたいですw   チャンバー部分に覗く“魔紋”。ここまで侵蝕が進んでいるのは相当なもの。   どこか生物的な感じもするフロントサイト、黒曜石のような質感のリアサイト。  
 

▼フレーム

フレーム側にはおびただしい数の“逆綴り・逆さ文字のラテン祈祷文”が赤く、深く彫りこまれている。これらは通常の祈祷文を完全に逆に表記することで神の力に対抗する効果があり、同時に神への冒涜・反逆をも意味する。
また、右面後部のハンマー付近には“血涙の眼”を模した模様があり、瞳部分には“魔石”が埋め込まれている。これは発射機構の要(かなめ)であるハンマーを完全に悪魔の意思で制御できることを意味しており、たとえ魔に近い人間がこの銃を使ったとしても取り憑いた悪魔の意思に逆らって操作することはできない。

文字部分をすべて実際に溝彫り加工。逆さ文字なので苦労しました;(鏡に映すと普通に読めます。)
彫ったあと全体に研磨、スライドと同じインディブラックパーカーで塗装後に文字部分に「白」で下地色入れ→メタリックレッドで色入れ→さらに濃い赤で重ね塗りと、かなり手間がかかっています。

びっしりと彫り込まれた逆綴り・逆文字の祈祷文。   トリガー周りにも逆祈祷文。本来は「神よ守りたまえ」といった意味だが、聖なる力を寄せつけない逆の意味になっている。   ハンマー近くの“血涙の眼”。魔石はスワロフスキービーズで再現しています。  
 

▼トリガー
一見ノーマルに見えるが、魔界の物質で構成されている。周囲には“逆さ十字”と“血涙の眼”の模様が見える。
○一見ノーマルに見えますが、ノーマルです。インディブラック塗装。

▼スライドストップレバー

魔界物質がパーツを模倣して構成したスライドストップ。“魔紋”が浮き出ている。
○ベースパーツにスジ彫りしました。金属パーツなので大変;

▼セーフティレバー
魔界物質がパーツを模倣して構成したセーフティレバー。“魔紋”が浮き出ている。
○ベースパーツにスジ彫りしました。他パーツと同じくインディブラックで塗装仕上げ。

黒いトリガー。周りには悪魔の象徴が並ぶ。   魔紋の浮き出たスライドストップ。これも金属ではなく、魔界の物質で生成されている。   同じく魔紋のセイフティレバー。  
 

▼ハンマー

魔界物質がパーツを模倣して構成したハンマー。全体に“魔紋”が浮き出ている。
側面と後面にスジ彫りで模様を入れました。細かく規則的な模様なので、かなり集中力が要ります。

▼グリップセーフティ

魔界物質がパーツを模倣して構成したグリップセーフティ。ほぼ全体を“魔紋”が覆っている。
全体的にスジ彫…もういいですか。曲面なので一番苦労しました。

ハンマー側面の魔紋。   後面に続く魔紋。雰囲気も「呪術的」で独特な模様です。   グリップセーフティにも魔紋。微妙な光の加減で見える隠し模様のようです。  
 

▼グリップ
革製のグリップ。元々持ち主である神父のガバメントに取り付けられていたパーツのようだが、不思議なことにその年月を感じさせないほどに艶のある質感を保っている。また、前面にはフレームの他部分と同じく逆祈祷文が彫り込まれ、弾薬へ魔力を送り込む。両面の中央部にはハングドクロス(後述)が埋め込まれている。
○プラ板を心材に、軟質樹脂素材で覆ってオリジナル製作しました。革風の塗装で質感表現。断面は革細工独特の「コバ磨き」のような艶黒の仕上げにしています。

マガジンキャッチボタン

ボタンの周囲を取り囲むように、逆綴りの祈祷文が赤く彫り込まれている。この文字列には悪魔の力が特に強く作用しており、空になった弾倉がいつの間にか満たされた現象にはこのパーツが関わっていると思われる。
○パーツの周りに文字を彫りました。すごく細かい文字です。

レザーの特製グリップ。ホントに革っぽく見えますが(…見えますよね?)、樹脂製です。   マガジンキャッチボタン周りの文字。強力な魔の力によって弾薬を生成しているのかもしれません。   グリップ前部の逆祈祷文。マガジン内の弾薬に魔力を注ぎ込みます。  
 

▼ハングドクロス(逆さ十字)

通常とは上下逆さに“吊るされた”十字架。信仰の象徴である十字架を逆さに吊るすことで、神への冒涜と反逆を象徴している。「神の子」をリアルに模した金属製の十字架はもともと美しい銀色であったが、今は黒く焦がされたような質感に変わっており、魔力が高まると真っ赤に発熱することもある。
○リアルなメタル製十字架
を艶消し黒で薄めに塗装して、古びたような、焦げたような質感にしました。そのまま逆位置で埋め込んで固定。

▼グリップハウジング
ランヤードリングが取り外され、魔紋が浮かび上がっている。
リングパーツを取り外して、底部に魔紋を彫り込みました
模様が全面に及んでいないのがポイント。いまだ侵蝕の途中、といった雰囲気です。

右側にも逆祈祷文。革の断面は「コバ」と呼ばれ、そこをロウなどを塗って磨く革細工独特の処理っぽく仕上げました。   黒いメタル素材の逆さ十字架。完全に真っ黒ではなく、煤けた質感です。   魔紋の浮き出たハウジング底部。…何だか某中華ロボットを思い出したのは私だけでしょうか。  
 

▼作者コメント

オリジナルでは最近製作していなかった『Diシリーズ』のオーダー作品です。

形はノーマルスタイルで装飾やカラーで特徴を出した「
Exorcist」だったので、デザインの方向性は同じに、細部仕様の違いで対照性を表現しました。かなりダークで、どこかエロティックさも感じられる仕上がりになったと思います。

設定もExorcistと同じく前項で紹介した小説を参考にしています。戦争体験で受けた心の傷を基点として、そこからExorcistの神父とは違った道を歩んだ悲しい物語、悪魔側の銃らしい破滅的な結末を用意しました。

完全に悪魔に陥れられ、血涙を流しながらさ迷い続ける悲しい神父ですが、ひょっとしたらこの一連の事件を聞きつけた赤い某「悪魔狩人」がその悲しみを止めに現れるかもしれませんね^^


2009.6.6

 
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