トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

SAMURAI EDGE "JILL Custom+"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド

スライドは、錆びず腐食に強いステンレス製スライドに交換された。
左面にはシルバースライドに「S.T.A.R.S.」ロゴが映える。
右面のサムライエッジ刻印の下には「fJ.V.-568」の型番。
(※ケンドサインがないところを見ると、ステンレス製造金型のベースは通常版を使用したようだ。)

○ベースのサムライエッジ(スタンダード)のスライドを使用。
全体に研磨後にキャロムyシルバーで塗装仕上げしました。右面の型番も手彫りで刻印。

▼バレル

コンパクトさを重視したショートサイズバレル。
精度を重視して高強度スチール材から削りだされた特注品で、耐腐蝕と耐久性を上げる為にブルーイング仕上げされている。 ○マルイTM用純正バレルに交換、キャロムのメタルブルーコートで丁寧に塗装仕上げしました。ガイドはメッキシルバーに交換。

▼サイト

3ドットタイプで、ドットは視認性の高い立体型。薄暗い場所での行動を想定して、輝度の高い蓄光式。 ○純正サイトにプラの半球パーツを貼り付け、高輝度夜光塗料を塗り増した。照明を落とした室内などでは実際に役に立ちます。

▼セイフティ

通常タイプのパーツを低く削り落として加工してある。
これはホルスターへの収納性と、そこからの素早いドロウを優先とするジルならではの仕様。 ○マルイ純正のレバーパーツ(亜鉛合金製)を実際に削って低くしました。厚みがあるので、これは結構大変です^^;

▼ハンマー

スケルトンハンマーに交換。
発射速度を高めるパーツで、交換によって速連射が容易になった。 ○マルイ純正、タクティカルマスターのパーツに交換。

▼テイクダウンレバー

平たく加工された「誤作動防止」タイプのレバー。 ○マルイ純正、タクティカルマスターのフラットタイプーに交換。

▼スライドストップレバー

ロングタイプではなくノーマルサイズ、しかもその上突起部分を削り落としてある。これも極力ドロウに際しての引っかかりを嫌うジルの流儀。 ○マルイM92Fの純正レバーの突起を削りました。

▼マガジンキャッチボタン

形はノーマルだが、ステンレスパーツに交換されている。これも錆や薬品に対する耐性強化の一環。 ○マルイ純正パーツをキャロムシルバーで塗装仕上げ。

▼強化アンダーフレームパーツ

フレームの強化と拡張性を兼ねたフレーム底部の強化パーツは、ジルが扱う重量も考慮して強化樹脂で製作された。
フレームを保護し、メンテナンス時には取り外しもできる。左側面にはカスタムメーカーの略号表示のプレートが埋め込まれている。

○プラ材でオリジナル製作。
この部分がカスタムのメインであり、ある程度自由に出来る唯一のパーツだったので、思い切って曲線的&近未来的なデザインでオリジナリティを出してみました。側面の表示はホルスターとの摩擦で磨り減らないよう一段低くしています。

▼20mmレール

レーザーサイトやライトなど、光学機器を銃本体へ装着できるようジル自身の希望で盛り込まれたレールパーツ。 ○この部分はライラクス製のマルチレイルミニ(金属製)を埋め込んで使用しました。

▼フラッシュライト

小型でありながら非常に照射力の高い特殊ライト。 ○GENTOS GTR-031Tを使用。低仕様のマウントリングでレールに装着しています。

▼サポートフィンガーホール

アンダーフレームパーツに設けられた固定保持用の穴。
左手の人差し指で銃の反動を押さえることで、命中精度を高める。 ○フレームパーツで更にオリジナリティを出すべく設けたデザインです。実銃で長時間使用したらさすがに指を痛めそうですが、わかりやすく「命中精度」というキーワードを表現できたと思います^^;

▼トリガー

強度に優れたチタン製パーツ。アルマイト処理でジルのパーソナルカラーである「ライトブルー」に染められている。 ○カラーリングとしてもジルらしさを出そうと、トリガーも着色塗装しました。

▼グリップ

サムライエッジのオリジナルパーツである、ウッド&ラバー素材のハイブリッドタイプ・グリップ。
メダリオンはもちろんジルのパーソナルカラーで、ライトブルー地のS.T.A.R.S.ロゴ。前面にはラバー製チェッカリング(滑り止め)シートが貼られている。

○トリガーと同じメタリック・ライトブルーの塗料を使ってジル仕様に仕上げました。
前面には実際にゴムのチェッカリングシートを貼っています。

▼作者コメント

これは実は一昨年製作したオーダー作品です。諸事情で今になって公開しました^^;

ご依頼主さまが『3』のジルのコスプレをされるということで、その設定で、なおかつオリジナルの「新・ジル専用カスタム」ということで製作させて頂きました。

洋館事件での教訓と経験から“おそらくジルならこういった部分に手を加えるのではないか”というポイントを元に、見栄えのするカラーリングと造形でデザイン。
2年前とはいえ、当時の総力を注いだ力作だけあって、今でも満足のカッコよさに仕上がったと思います^^

しかしジル用カスタムは他にも色々とアイデアが浮かんでくるので、今後も別形状で製作もアリかも。

2010.1.31

Copyright @ 2024 Yuri-Harunobu all rights reserved.