トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

リボルバーランチャー"Morpheus"

CAW(クラフトアップルワークス)のリボルバーランチャーをベースにマルシン製アンリミテッドリボルバー風アレンジ、というイメージでご依頼製作したオーダーカスタム作品。

CAW・ガスリボルバーランチャー

▼STORY(設定)

「我々に必要なのは、眠らず、食事も必要とせず、長時間戦い続けることのできる屈強な兵士である」
“プロジェクト”を開始するにあたり、極秘会議の席で時の国防長官はそう述べた。

21世紀。国家間の大きな戦争からテロリズムとの戦いへ向かった闘争の流れはますますその激しさを増し、米国では「少数精鋭でも圧倒的な能力を持つ兵士」の極秘開発が本格化。
米軍はとある製薬会社と共同計画を開始し、同時に専用の次世代型装備・兵器の開発にも着手した。

数年後、計画は意外にも順調に進み、薬物投与によって長時間の連続作戦行動をこなせる「超人」兵士が生み出されようとしていた。
しかし、ここにきて被験者に重大な副作用が起こることが発覚。投薬を受けた選抜兵士の大多数が死亡し、その確実性を疑われた計画自体が廃止決定。

生き残った少数の隊員も秘密漏洩を防ぐため「処分」され、全ては闇に葬られた。―ただ1人を除いて。

ジャック・マクミラン。
かの「計画」廃止に当たって被験者暗殺処分をくぐり抜け、生き残った唯一の元兵士。

未だ残る投薬の副作用と戦いつつ、彼は脱走時に持ち出したいくつかの「次世代型装備・兵器」を使い、危険な仕事をこなす「便利屋」として闇社会を生きていた。

この銃はそんな「存在してはいけない」装備品のうちの一つ。
ベースは既存のリボルバーランチャーを使用しているが、通常のグレネード弾頭はもちろん空中炸裂やホーミング効果のある新型弾頭にも対応した“次世代型グレネードランチャー”である。
装弾数6発で、リボルバー型の特徴でもある連続発射も可能。

延長された変形オクタゴン型バレルの上下部にはレールが延長され、光学機器のオプション装着が可能。

バレル内部には弾頭の投擲距離や爆発するタイミングさえもコントロールする管制システムを内蔵している。
驚くべきことに、これらは同時開発された「コンバットスキン」と呼ばれる最新型戦闘ウェアと連動しており、スイッチ操作などに頼ることなく“脳感覚と直結して”操作することができる。

マクミランが持ち出した銃火器類の中では最も重量のある武器ではあるが、彼はこれを「ここ一番」の修羅場には必ず装備していく。
弾頭はさすがにもはや次世代型は手に入らず、従来品を使用しているようだが、「感覚管制機能」は機能するらしい。

開発コードネームは「モルフェウス」。ギリシャ神話の“夢の神”。モルヒネ(麻薬・鎮痛剤)の由来ともなったもので、まさに「夢のごとく全てを一瞬で消し飛ばす」強力な兵器である。

▼ベース:CAW社製リボルバーランチャー(ブラック)

おそらく実銃(モチーフ)は南アフリカのアームスコー社が開発した弾倉回転式グレネードランチャー「ダネルMGL」。ダブルアクション式で、40mm×46ハイ・ロー・プレッシャー・グレネード弾をセミオート6連射できる擲弾発射器で、最近は改良型の「MGL140」がアメリカ軍に制式採用されているそうです。
この「リボルバーランチャー」を、独自のラインナップと技術で定評のあるCAW(クラフトアップルワークス)がモスカート装填式ガスガンとしてモデルアップ。使用する「モスカート」は、この弾体自体にガスと6mmBB弾を詰め、本体に装填して引き金を引くと詰めたBB弾・30発~168発(!)がガス圧で一気に発射されるという脅威のトイガンw(モスカート自体は飛びません^^;)カスタムにあたって実際に試射してみましたが、通常の拳銃サイズトイガンが「パン!」という音に対して、コレは「バン!」ってなかんじの物凄い迫力でした。重量3.4kgもある、重さ・見た目・実射感覚共に全てヘビー級なとても面白いモデルです^^

全長:535㎜ 重量:3,400g 装弾数:6発(40mmモスカート各種)

Copyright @ 2024 Yuri-Harunobu all rights reserved.