トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

▼バレル

鋼鉄製の十字架型バレル。
中央にはダークブラウンの十字架が埋め込まれており、その周りにゴシック調のエングレーブが施されている。バレル自体が十字架を模しているため、吸血鬼相手であれば「バレルでの直接打撃」だけでもある程度攻撃力が望めるらしい。
銃身自体は精度の良い.357口径専用の7インチバレルが厳選され、使用されている。

○プラ材で製作。十字架をモチーフにかなり凝った形状にデザインしてみました。これこそがご依頼主様のイメージそのものｗ
実際に中央濃茶の十字架は別パーツで埋め込んであります。下記でも解説していますが、十字架のもう一方の梁（下部）には紫外線ライトを取り付けました。

▼サイト

フロントはウイング付き山型サイト。バレルの十字架型を利用したデザインで、激戦によるフロントサイトの破損を防ぐ効果がある。リアサイトはベース銃の可変式サイトをそのまま使用しているようだ。 ○フロントウイングはプラ材切削加工で製作。リアはべースそのままで、実際に可変調整可能です。

▼紫外線フラッシュライト

バレル下部には吸血鬼の弱点「太陽光（紫外線）」を照射するフラッシュライトが装備されている。これで完全に倒すことは不可能だが、弱体化あるいは隙をつくることで攻撃の補助になる。（状況に合わせて取り外しも可能） ○実際に強力なブラックライト（紫外線光）を照射する小型ライトを取り付けました。光量がでかいので目に当てるのは厳禁(`･ω･´)

▼シリンダー＆カート

使用弾薬は.357マグナムをベースとした専用弾。
弾頭に純銀を使用しており、対吸血鬼の効果に特化している。
銃身自体は精度の良い.また、シリンダーには金のカットビーズが埋め込まれており、予めシリンダー位置を合わせておくことで残弾数を瞬時に目視確認できるように工夫されている。

○24連射機構を取り除いて、カート6発式にしてあります。カートはキャロムショット製「.357ハイプレッシャーカート(旧パイソン用)」を使用。なるべく弾頭が「銀」に見えるようによく磨いてあります。シリンダーには下穴加工をして実際に金ビーズを埋め込みました。

▼グリップ

元々は十字架をインレイ（埋め込み）加工したウッドグリップであったが、ある戦闘での破損を機に、クウェデューが自作で黒革グリップに交換した。
埋め込んであった十字架を取り出しレザーベルトで（無理やり）グルグル巻きにしてあるので、まるでキリスト像が縛り付けられているかのように見える。
底部には銀製のスパイクが3本取り付けられており、作者シュルヴェステル曰く「いざとなったらコレでぶん殴るだけでも効果絶大」とのこと。

○旧パイソンのウッドタイプグリップ（プラ製）を塗装してベースに使用。金属製のゴシック十字架を貼り付けて、ラバーテープで巻きました。底部には自前でプラ製作したグリップバンパーをつけて、金属性スパイクをしっかり埋め込んで固定しています。（もちろんガス注入穴アリ。）