トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

M8000 Cougar "A3"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド

シルバーカラーに赤いラインが特徴的なスライド。赤ラインは通称「エネルギーライン」と呼ばれ、使用者の能力が高ければ高いほど赤色が濃く輝く。(逆にエネルギーがなかったり、能力が極端に低いとラインの色は薄くなる)
エネルギー弾を発射する銃だがブローバック(発射時にスライドが高速後退する)アクションはあるため、発射に伴う衝撃はある。

○ノーマル形状のスライドを「ターキィクーガー」を参考に、斜めの面を大きく削り取って加工しました。赤いラインは立体的に溝を彫ってから赤で色入れ。
エネルギー弾(あるいはケースレスエネルギー弾)を発射する設定なので、本来空薬莢が出るエジェクションポートは廃して、完全に埋めています。側面のA3刻印も手彫りで表現しました。

▼セイフティレバー

スライドと同色の赤色が特徴的な安全装置。武器としての威力が時としてあまりに強力な為、ON・OFFをはっきりと目立たせる意味合いもあるらしい。 ○ノーマルの金属パーツをメタリックレッド塗装しました。オン位置にすれば赤いラインと繋がって「エネルギー通電」的なイメージになるようにデザインしています。

▼サイト

スライド一体型のサイト。赤い3ドット仕様。 ○ベースがスライドと一体型なので、基本的に無加工。
ドット部分だけメタリック赤で色入れしています。ちなみにフロントサイトは色を目立たせるために、穴にビーズを埋め込んでから着色してたりします(´ー`)

▼フレーム&トリガー

フレームはトリガーガードから下にかけてが黒く、コントラストの際立つカラーリング。一体型なのか別パーツなのかは不明。トリガーもつや消しの黒色になっている。 ○フレームをシルバーと黒ではっきり塗り分けて表現しました。

▼発射弾丸

基本的にはマガジンに装填した「エネルギー充填ケースレス弾」を使用する。ただし使用者の能力値が向上すると直接エネルギーを送り込んで発射可能になるため、弾薬は不要になる。 ○能力が上がっても発射するのは6mmBB弾です。

▼グリップ

黒くシャープな形状のグリップ。手になじんで握りやすく、安全装置やスライドストップレバー、マガジンキャッチボタンなども操作しやすいように設計されている。

○樹脂板を切削加工してオリジナル製作しました。基本形はM8000のグリップ形状ですが、より薄く滑らかにデザインしました。握りこみやすいように微妙なカーブ曲線も取り入れています。また、側面には少しメカニカルな印象も持たせる為にワンポイントとしてパネルラインも彫り入れました。

▼作者コメント

概要のとおり“拳銃型の超強力な秘密兵器”のような設定の作品です。
これ一個で核兵器よりも強力になり得るってんだから、かなり無茶な設定ですね(´3`)
そこまでぶっ飛んだ設定なので、ストーリーももう本当に途方もないトンデモ物語にしてみましたw

壮大な設定背景とは裏腹に、デザインそのものはいたってシンプル。こちらは形状・カラーリングともに、基本モチーフになった『シェイプシフター』を意識して製作しています。
シンプルすぎてあまり伝わってこないかもしれませんが、このスライド形状の変更・加工はかな~り手間がかかってるんですよ(`・ω・´)

ともあれ、ご依頼主様の当初のご要望どおりの設定・デザインで上手くまとめられた作品だと思います。

2011.4.22

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