~各部カスタムポイント
■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。
■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。
前後にセレーションの入った強化スライド。
初代が垂直だったのに対してMk.Ⅱでは斜めにセレーションが入れられており、より確実にスライド操作ができるよう改良されている。刻印も「NM 7267720」と初代より数字が1つ増えており、(おそらくシリアルナンバーとしては意味のないダミー刻印ではあろうが)この部分にのみわずかな洒落気が感じられる。
○ベース品のNTウォーリアのスライドを切削加工(外注)しました。前部セレーションは数本のセレーションラインを追加彫り、スライド上面はフラットに機械切削して頂きました。刻印はレーザー刻印。
サプレッサーを装着する為のスクリュー加工が施された延長バレル。
Mk.Ⅱではネジカバーを取り付けて、ネジを保護できるよう改良されている。チャンバーカバーは無刻印。
○社外品のカスタムパーツに交換。チャンバー部分の刻印は埋めてから表面を整え、塗装して消しました。
サイトシステムは初代と同じく3ドット。ただしフロントサイトはドブテイル式になり、リアサイトは後に「10-8」スタイル※と呼ばれるようになる特殊な形状に変更されている。前後共に夜光ドットで、暗闇でも確実な照準が可能。
※現実では10-8 performance社の製品。被弾など何らかの理由で片手しか使えない状況でも、リアサイトの段部分をどこかに引っ掛けて前に押し出すことで、スライドをコッキングできる。
○ベース品NTウォーリアの純正サイトに夜光塗料を入れて仕上げ。蓄光式なので、明るい場所から暗い場所に移るとけっこうハッキリ光って見えます。ドットの光が弱くなってきたらフラッシュライトかブラックライトLEDで照らせば復活!(`・ω・´)
なおこの純正品10-8タイプサイトは素材があまり強くないので、あんまりガリガリ引っかけると破損しちゃいますんで注意。
トリガーガードの付け根部分が削り込まれハイグリップで握り込める点、マガジンの挿入口も角を落として拡張されており素早いマガジンチェンジが可能な点など、初代の機能性をそのまま引き継いでいる。
○純正フレームを加工。トリガーガード付け根とマガジン挿入口を削り落としました。謎の刻印はレーザーで加工。
こちらも延長されたスライドストップレバーとサムセイフティ、リング(オーバル)ハンマーなど、初代と同じセットアップ。
ただしグリップセイフティはキャンセル加工済みの「ビーバーテイル型」、トリガーは二つの肉抜きが施されたスタイルのものに変更されている。また、パーツ色はハンマー以外は黒一色に変更されている。ハンマーだけシルバーなのはハンマーダウン状態かどうか素早く確認がしやすい為。
○ほぼ全て社外品の市販カスタムパーツに交換しました。中には一部を削ってやらないと取り付けできないパーツもあって結構大変(;´Д`)ビーバーテイル型グリップセイフティも当初は社外品に交換予定でしたが、どうやっても組み込めないことが判明したので、急遽純正のグリップセイフティを削ってフラットな形にシェイプアップしました。
2種類の立体パターンが施された樹脂グリップ。
初代と違ってナイフ形状に合わせて削り込むのではなく、ナイフを薄く仕上げた上(後述)で滑り止めの効いたグリップに沿わせることで、銃単体でのグリップフィーリングも向上させている。またメインスプリングハウジングには新たに「CQCブロック」と呼ばれる凸パーツが追加されており、更に多彩なCQC技が可能になった。
○グリップは社外品の市販グリップパネルに交換。 グリップスクリューも、ご依頼主様の要望で敢えてマイナススクリュー(純正MEUパーツ)に交換してあります。
CQCブロックはアルミ削り出しで外注製作して頂きました。ハウジング下にガッチリ固定追加したこのパーツ、マガジンを挿入すると一体化して見えてかなりカッコよく、お気に入りですw
先端に"ストライクベゼル"が追加された専用サプレッサー。
サプレッサーを装着したまま銃口で敵を突いたり、突き付けたまま押さえつけたりといったCQCでの使用が可能。おそらくMk.Ⅱに合わせて開発された専用オプションであると思われる。
○市販サプレッサーを一部加工して製作。側面に一本の溝を追加、刻印を埋めて消し、アルミ切削外注加工で製作して頂いたストライクベゼルを先端に接着固定しました。これもいかにも「CQC対応の専用オプションパーツ」って雰囲気で、今回のお気に入りです^^
グリップ部分は薄くしなやかな革テープが日本刀の"柄巻き"のようなスタイルで巻かれている。この革は吸いつくようなしっとりとした手触りで、これによりグリップ部分の厚みは薄くしたまま無加工のMk.Ⅱグリップにもフィットさせて滑らず握り込める。
○グリップを牛革テープで柄糸巻き風に巻きました。この素材がもともと粘着テープ付きだったんですけど、それが巻く時にねちゃねちゃとまとわりついてしまって、けっこう難儀しました(;´Д`)柄頭のギザギザ造形はやはり「CQCっぽさ」満載でお気に入りポイント。
カイデックス樹脂製の専用シース(鞘)。
ブレードの形に完全に合わせて製作されている為、非常に薄く、軽い。素材の特性としても非常に頑丈で、メンテナンスも容易。
ベルト固定具はベルト幅や装着の向きを調整可能で、デフォルトでは腰の後ろに左に柄を向けて※装着する。
※MGS4のオールドスネークのスタイル
○知り合いのカイデックス造形職人さんにお願いして、特注製作して頂きました。やっぱりカイデックスシース・ホルスターは実用的でカッコイイ!( ゚∀゚)o彡 ナイフ固定パーツは「テックロック」という市販パーツを使用しています。
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▼作者コメント
今回の作品はゲーム原作の世界観をベースに、「もしも」のカスタム銃を新たに構築してみるというフルオーダーカスタムらしさ&ド直球で大好物な内容でした(´∀`)w
MGS3であれだけ活躍して印象深かったスネークマッチですが、任務途中で入手したということで、唯一、きらきらピカピカしたあのカラーリングだけは「あんまりスニーキングミッション向きじゃあないなあ…」なんて思ってました。
なので今作ではほぼ黒一色、どこかビッグボスのスニーキングスーツを彷彿とさせるようなイメージでデザインしています。
随所に配したセレーション造形も「CQC対応装備」であるとわかりやすく表現できたかと思います^^
2016.6.20