トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

"ケルベロス・クール"

マルイのガスブローバックガン/ハイキャパ5.1をベースに、コミック版"真・女神転生 デビルチルドレン"のキャラクター「クール」が銃化したという設定で製作したオリジナルカスタムです。

東京マルイ・ガスブローバック

▼ストーリー設定

ケルベロス族の「クール」がデビルチルドレンの一人、甲斐 刹那(かい せつな)に召喚されたのは"雪の降る"7月のハラジュクだった。

その姿は赤いたてがみ、紫の体毛、左目を斜めに走る鋭い傷跡を持つちょっとパンクな子狼といった様子。

訳もわからず混乱するセツナにクールは協力を求める。大魔王から魔界と人間界を救うため、デビルと戦い、メシアの角を手に入れて欲しいと。

しかしここで世界は極めて微妙な変化を見せた。セツナが持つデビライザーガンの力で、召喚だけでなく仲魔を銃器の姿に変えることができるようになったのだ。

さっそくクールが姿を変えたのは、.45口径のオートマチック拳銃に似たハンドガンの姿。

紫のボディはグリップフレームに姿を変え、ケルベロス族らしく好戦的なシルエットになっている。

赤いトリガーは鋭い爪を思わせる形状で、前方に大きく広がったトリガーガードも独特なデザイン。

弾倉には.45口径と同サイズの弾丸を14発装填できる。

赤いたてがみと同じカラーリングのスライドは一般的な5インチサイズで、その側面にはクールの特徴でもある左目と傷跡が彫り込まれていた。

性能こそ平均的な.45口径の拳銃だが、その装弾数と炎属性の効果を上乗せした火力で、セツナの良きパートナーとして魔界の各地を転戦していく。

そして最後の地、セントラルランドでの決戦。

最初はアギ・マハラギといった初歩的な魔法しか使えなかったクールも戦いの中で成長し、ファイアーブレス・アギラオといった高等魔法を習得し、銃形態でもその効果を発揮できるようになっていた。

しかし大魔王アゼルは強大だった。力を合わせて立ち向かうセツナ達だったが、遂に絶体絶命の窮地に追い詰められる。

ついにノルンの鍵を奪い、飲み込んだ大魔王アゼル。
その姿はまずます禍々しい力に溢れ、見る者すべてに死を予感させる形態へと変貌した。

だが奇跡が起こる。

飲み込まれたノルンの鍵の力は大魔王だけでなく周囲へも影響を及ぼし、セツナ達デビルチルドレン、そしてその仲魔達の覚醒をも促したのだった。
すなわち「大変革」。

クールの体躯は巨大に、そして力強く変貌した。「キングケルベロス」への進化である。

スライドの先端には赤く大型のコンペセイター。

それをカバーするフレームも延長され、ケルベロスを象徴する3ツ首の首輪を模した飾りが付いている。

弾倉も延長され、その装弾数は優に20発を超える。
さらに最高格の魔法「キングストーム」の力を上乗せした破壊力の弾丸をフルオートで発射できるという圧倒的な火力を発揮した。

クールは幼少期、生まれ故郷の村をフェンリル率いる魔王軍の部隊に蹂躙され、母親を目の前で殺された
そして仇であるフェンリル自身に育てられ、戦いを叩き込まれた戦士であった。

その悲しい過去は「強くなりたい」というクールの魂の根源であり、パートナーであるセツナとも似通った心の奥底にくすぶる炎。

そしてその炎はいま銃火として解き放たれるのだ。

▼ベース:東京マルイ社製ハイキャパ5.1ガバメントモデル

実銃モチーフはおそらくSTI(Science Technolgy Ingenuity)社製のガバメントモデル。世界スピード射撃選手権者のチップ・マコーミックと共同開発したコンバットシューティング・ガンで、スティール製レシーバーとポリマー製グリップを一体化させ、軽量化と高強度性を合わせ持つ多弾倉フレームを搭載した「現代的戦闘銃」です。
このハイキャパ5.1を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。ベーシックで依然として多くの人に好まれるガバメントスタイルをベースに現代的な実戦機能を取り入れています。同シリーズの4.3と比べると、このスタイルはどちらかといえばシューティング競技用っぽいです。ともかく各パーツが確実かつ正確に動作するようセッティングされており、ブローバックの感触は丁度良い重さを伴ったキレのある鋭いリコイル感覚。基本の命中精度もかなり良く、また各社から更に精度を上げるカスタムパーツが多数販売されているのも嬉しいポイントです。

全長:222㎜ 重量:894g 装弾数:31+1発

No17 ハイキャパ 5.1 (18歳以上ガスブローバックガン)

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