トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

P226"ハングドマン"

マルイのガスブローバックガン・シグ ザウエル P226レイルをベースに「旧アンブレラ社で試作されたシグベースのタクティカルガン」をイメージして製作したオーダーカスタム。

東京マルイ・ガスブローバック

▼ストーリー設定

ある一丁の銃についてお話ししましょう。

その銃は1997年、当時ラクーン市警察S.T.A.R.S.アルファチーム隊長であったアルバート・ウェスカーからアンブレラ社の兵器開発者へ発注された試作カスタム銃でした。

当時ラクーン市警察ではのちに「サムライエッジ」と名付けられる制式拳銃選定プロジェクトが進められていましたが、それとは別件でウェスカーが私的に発注した物のようです。

ベース銃はシグ・サワー社のP226エリート。ノーマル品のP226でもすでに高性能で信頼性の高い拳銃ですが、あるいはベレッタ以外での可能性も模索していたのかもしれません。

カスタムの構成としては、P226エリート自体の特徴として、フロントセレーション入りのスライド、20mmレイルとビーバーテール付きのフレーム、といった点が挙げられます。

アンブレラ社が試作したセットアップではこれに、サプレッサー対応のロングバレル、ウッド&ラバーのハイブリッド仕上げ・アンブレラメダリオンをインサートされたグリップ、ワイドトリガーとスクエアマガジンキャッチ、夜光ドット入りコンバットサイトが追加されました。

これらの構成がのちの「サムライエッジ・ウェスカーモデル」ととても似通っている点も非常に興味深いところです。

しかしそのウェスカーは完成したサムライエッジカスタムの方をいたく気に入ったようで、このP226カスタムはしばし放置されていました。

そんな折、この銃の新たな所有者となる人物が現れました。氏名は公表されていないため仮にX(エックス)氏と呼称しましょう。このX氏はU.S.S(アンブレラ保安警察)の隊員であったようです。

詳細な経緯は不明ですが、ある時この銃の性能に着目したX氏はウェスカーからこれを正式に譲り受け、U.S.Sでの実任務に活用しました。

現存する貴重な内部資料にも使用記録が残されており、アンブレラ社秘密施設内での突発的B.O.W暴走事故の際もこの銃を使用してTウイルス感染被検体の鎮圧に成功しています。

しかしご存じのとおり1998年、ラクーン市はウイルス流出事故で消滅。X氏も、そしてこの銃も行方不明となりました。

ただ近年、再びこの銃の目撃情報が複数件報告されています。

報告があったのは世界各地で頻発するバイオテロ事件の現場で、現地でテロ鎮圧活動にあたる傭兵が使用しているのが確認されているようです。

傭兵のコードネームは「Hanged-man(ハングドマン)」とされており、この人物はラクーン市崩壊で行方不明となったX氏その人ではないかとの未確認情報もありました。

ハングドマンはタロットカードの1枚でその名のとおり「吊るされた男」を現した札ですが、正位置と逆位置での対照的な立場、"正義"と"死神"に挟まれた"死刑囚"など、様々な暗喩を含むコードネームであると思われ、この銃の辿ってきた数奇な運命をも表現しているかのようです。

▼ベース:東京マルイ社製シグ-ザウエルP226 レイルモデル

実銃はシグ・ザウエル&ゾーン社が同社のP220の後継として開発した9mm口径の自動拳銃。長時間、水や泥の中に浸けた後でも確実に作動するほど堅牢であり、耐久性と共に価格も高価な拳銃ともいわれます。しかしその信頼性から現在各国の軍隊・警察などで予算的に余裕のある特殊部隊・機関では多く採用されています。
このP226を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。実際持ってみたときの印象は「ゴツイ」でした。シグ独特のソリッドでがっちりしたデザインはかなりの存在感。射撃時のリコイルはハイキャパと同系のキレのある鋭いショック感覚です。フレームにレイルがついているので追加パーツ無しで対応オプションが装備できるのも魅力的。安全確実なデコッキング機能や無骨と言っていい程の硬い雰囲気など、ともかく玄人好み・プロの道具、といったかんじです。

全長:196㎜ 重量:797g 装弾数:25+1発

No18 シグ・ザウエル P226 レイル (18歳以上ガスブローバックガン)

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