トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

"Le-Vangeur"

マルイのPx4をベースに「エドモン・ダンテスの銃」をイメージして製作したオーダーカスタム。

東京マルイ・ガスブローバックガン

▼ストーリー設定

男はすべてを記憶している―

暗く冷たい監獄。心の奥底まで凍らせるような絶望。囚人番号34。

飢餓のままに死を迎えようとした末に出会ったあの老人。自分にすべての知識と不屈の心を与えてくれた第二の父。

密輸船で渡航したモンテクリスト島の洞窟で発見した富。パリ社交界での活動。

―それらすべては紛れもない自分の記憶でありながら同時に単なる歴史上の情報、まったく自分とは異なる人物に関する知識でもある不思議な感覚だった。

男が渦巻く"聖杯"の魔力によって現界したとき、携えていたのはそれらの記憶=情報と決して満たされることのない復讐への欲求、そしてそれを具現化した一丁の拳銃であった。

復讐の感情は銃のスライドを青黒く染め上げ、記憶の奥底に眠る力を持った言葉は金の文字となって刻まれている。

"虎よ、煌々と燃え盛れ"

"待て、しかして希望せよ"

どちらも強力な宝具として機能する言霊であり、本来は小型の拳銃程度のものに刻んで抑え込んでおけるようなエネルギー量ではない。

同時にその純粋に凝縮された力であるからこそ"銃"としての形を保っているのである。

金の引き金を引けば真紅のハンマーが雷管を叩き一気に発火爆発した怒りが魔力の弾丸を音速で飛ばす。

形は現代セミオート拳銃そのものだがその本質は詰まるところ具現化した彼の分身とも呼べる代物であった。

なんの皮肉か再び実体を得た、かつて世界に絶望しこの世界すべてを呪った男は、暗黒色のマントに身を包み、この魔力の銃を手に闘いに挑む。

▼ベース:東京マルイ製 Px4

実銃(ベース銃)は2005年にベレッタ社が発表した「Px4 Storm」。
バレルが約60度回転しながらロックを解く「ローテイティング・バレル(銃身回転)方式」を採用したポリマーフレーム拳銃です。
このPx4を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。ローテイティング・バレルやデコッキングシステムの再現、大口径シリンダーによる迫力あるブローバックといった機能面のほか、ベレッタ社製品の特徴である優美な曲線のデザイン面も楽しめる満足度の高いモデルです(´ω`)

全長:192㎜ 重量:833g 装弾数:25+1発(6mmBB弾)

東京マルイ Px4 18歳以上ガスブローバック

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