トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

TM CUSTOM "赤鬼武者拵え"

マルイの「タクティカルマスター」をベースに、鎧武者・和武具に見立てた、完全オリジナルの和風ドレスアップカスタムです。

東京マルイ・ガスブローバック

▼CONCEPT(カスタム概要)

和拵えの作品として初めて製作した作品で、ストーリー設定こそないが、「赤い鬼武者」をイメージして製作したカスタム。

実戦的スタイルとアンダーフレームを鎧に見立て、グリップを日本刀の拵えにアレンジした和風拵えだった。

スライドには本来の銃にはありえない鮮やかな「赤」を配色して、鬼のごとき強さ、神秘の力といった和風武器独特のイメージを持った作品に仕上げた。

赤の色は朱漆をイメージしており、ワンポイントの金の風浪模様が「和」っぽさを引き立たせている。
このカラーリングは大いに気に入って、後々も“赤備え・焔(ほむら)”などでも使用した。この時すでに意識していたが、この色は緋縅(ひおどし)の鎧の色でもあるのだ。

アウターバレルは完全に艶消しの黒。サイトやセイフティレバーも同じ色で再塗装して仕上げている。セイフティドットも黒。

フレーム下部にはメタルグレーのアンダーマウントを装備。ヘアライン風の仕上げはいかめしい鎧のような印象を与える。これはたしか「G&G」という海外メーカーの製品だったっけ。

そして和拵えの一番の特徴、グリップは日本刀の柄拵えを再現。サメ革風の下地に、綿の黒紐を柄糸巻きに巻きつけ、日本刀と同じく目抜き(飾り)を入れてある。
飾り金具は鬼の神通力を連想させる「勾玉」。柄糸はマガジンキャッチに干渉しないように巻いてあるので、マガジン交換も問題なくできる。

「和」として一番最初の作品だったが、やはりこれも後に繋がる「和拵え」としての特徴を多く備え、シリーズのテイストを決定付けた重要な作品だったと思う。

▼ベース:東京マルイ社製サムライエッジ・スタンダードモデル

実銃はイタリアのピエトロ・ベレッタ社が生産・販売している9mm口径の半自動拳銃ベレッタM92F。
その操作性、安全性から世界中の警察や軍隊で幅広く使われており、現在はコルト・ガバメントに代わり米軍制式拳銃ともなっています。
このM92Fを元に、カプコンがゲーム「バイオハザード」に登場する特殊部隊S.T.A.R.S専用銃「サムライエッジ」として発表した銃を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。ガスBLKガンとしてスタンダードで安定した性能の同社M9ミリタリーをベースに、ロング-スライドストップやブリガディア-スライドなど、よりタクティカルなパーツ構成。更にノバックタイプ・サイトや専用ハイブリッド-グリップなど、このモデル限定のパーツも装備されています。特にグリップを中心にしたカラーリングがとても綺麗で、いかにも「専用カスタム」といった雰囲気がカッコイイです。

全長:216㎜ 重量:755g 装弾数:26+1発

No11 サムライエッジ スタンダードモデル (18歳以上ガスブローバックガン)

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