~各部カスタムポイント
■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。
■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。
※今作品は月刊アームズマガジン2022年4月号&2022年5月号掲載記事「空想銃製作指南 YURI CUSTOM WORKSHOP」にて製作過程について前後編に分けて詳しく解説しています。
ホルスターへの抜き差しをスムーズにするため、角をメルトダウン(丸く削る)加工したスライド。数多の稽古や実戦を経てその部分は黒染めが剥げ、地の銀色が見えている。
○純正スライドの角を実際にヤスリで丸く削って処理し、シルバー塗装→マットブラック塗装→角を薄く研磨で使い込んだ風合いに仕上げています(゚∀゚)
3.5インチ弱のコーンバレル。上面に10個のガスホールが開けられている。これは短い銃身で.45口径弾薬を撃つと強烈な発射反動が起こるため、発射ガスを効率よく逃がして反動を最小限に抑える為の形状。
○純正そのまま、未加工です。
白ドット入りフロントサイトはホルスターに引っ掛かりやすい部位のため、角を丸められている。リアサイトはドットなしのコンバットタイプ。抜いて瞬間的に撃つための組み合わせである。
○フロントサイトは角を落とし、白ドットを埋め込み加工。リアは無加工です。
スライドと同じく角をメルトダウン加工されたフレーム。トリガーは瞬間的に銃を握った際にどんな位置からでも確実に引けるようストレートタイプトリガーに交換されている。
○純正フレームの角を削って加工。トリガーは市販カスタムパーツのストレートトリガーに交換しました(´ω`)
スライドストップレバーやサムセイフティ、グリップセイフティなどのグリップ周辺の操作系パーツも角を丸く削られている。瞬間的な操作での引っ掛かりをなくすと共にグリップハンドへの当たりもソフトになっている。
○ハンマー以外のパーツをメルトダウン加工しました。スライドなどと同じくシルバー塗装→マットブラック塗装→角を薄く研磨 で使い込んだ風合いに仕上げています( ゚∀゚)o彡
柄糸巻きの日本刀風グリップ。手にしっとりと馴染み、確実なグリッピングが可能な牛革紐を使用している。
○プラ素材を使ってベースグリップパネルをスクラッチ製作。合皮テープを巻いて仕上げました(`・ω・´)
革製のホルスター。牛革製のため銃にフィットし、しかもカイデックスなどの樹脂製ホルスターと違って銃本体を傷つけない。外側には紫色の下げ緒を巻いてあり、和服のたすき掛け、負傷して銃を握りにくくなった際の手と銃の固定、さらには緊急時の傷の止血など、ただの飾りではなくあくまで実戦での使用を想定している。
○市販のレザーホルスターを使用し、本物の下げ緒を巻きました。
特集1:スナイパーライフル最新事情2022
近年、銃器の分野の中で進化がもっとも著しいのがスナイパーライフルだ。そこでアームズマガジン4月号ではスナイパーライフルの最新事情を徹底追求。トイガンは東京マルイの新製品VSR-ONEの詳細レポートをはじめ各社のスナイパーライフルをイッキ撃ち。
リアルガンはB&T SPR300や最新スナイパーテクニック&ギアを紹介する。
特集2:陸上自衛隊 中央特殊武器防護隊
日本におけるCBRN(化学、生物、放射性物質、核)対処の専門部隊として、陸上総隊隷下に編成されたのが中央特殊武器防護隊だ。防護服着用時の銃器取り扱いも含む彼らの訓練など、陸上自衛隊において注目の部隊をピックアップする。
【カバーガール】星守紗凪
発売日: 2022/2/26
特集:LMG〈軽機関銃〉で遊ぼう!
誰しもが一度は手にしてみたいと思うLMGクラスのエアガン。かつては高嶺の花だったが、近年は海外メーカーを中心にラインアップが増えて価格も抑えられ、入手しやすくなった。アームズマガジン5月号では、VFCの新製品「Mk48 MOD1 DXバージョン」を中心に、各社のLMGクラスのエアガンをピック アップ。ディテールから実射性能のチェックはもちろん、LMGならではの遊び方・使い方も提案する。
【カバーガール】
ジュリア(スターダム所属・女子プロレスラー)
発売日: 2022/3/26
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▼作者コメント
月刊アームズマガジンの第11弾記事用に製作した今作。
今回は和風カスタムですが、これまでと違って装飾的な和ではなく実戦的な和のカスタムとして製作しました。
何度も稽古して使い込み己の体の一部として使いこなせるまでになった刀のように、所々剥げて決して美麗ではない見た目であっても確実に目的を果たすモノとしての凄み。そんな雰囲気を目標にしています。
ボブチャウカスタムのような機能性を追求したがゆえの特徴的な形を「居合」というコンセプトに上手くはめ込んで仕上げられたかと思います(`・ω・´)
2022.2.25