トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

M9A1ベース"M9AX"

マルイのM9A1をベースに、近未来の最新型M9シリーズというイメージで製作したオーダーカスタム。

東京マルイ・ガスブローバック

▼STORY設定

2020年代後期から再開された米軍制式拳銃トライアルに、ベレッタUS社は新モデル「M9AX」で再び参加を決めた。

現行M9シリーズのパーツを多く引き継ぎながら、各部に最新の技術を取り入れた本モデルは、現在も米軍制式拳銃として運用され続けているM9ミリタリーをバージョンアップすることで、ストックされている使用可能な共用パーツを確保し、調達コストを下げるという実用的な案を進めている。

未だに長引く中東での米軍活動を考慮して、基本的なカラーリングはサンドベージュとアースブラウンを基調とした砂漠戦仕様。セラコートというコーティングが施されており、これはセラミックフィルムをコーティングしたもので、418Rステンレスの184倍の長さの耐腐食性能を持つ。

その他現行ストック品との交換も予想される操作系パーツ類は従来通り黒染めパーツ構成となっている。

またこのモデルで一番特徴的なのは新型グリップパネルである。

サンドベージュカラー樹脂製のこのパーツは、最新技術であるマイクロチップによる生体認証システムを採用しており、銃を握るだけで使用権限のあるユーザーかどうかを識別し、登録されていない人物であった場合は瞬時にトリガーがロックされる。

これは銃火器装備品の管理を厳格に行うべき軍としては非常に重視すべき機能で、今回のトライアルにおけるベレッタ社の一番のポイントである。

グリップはさらにグローブ着用でも握りやすいように薄型にデザインされており、トリガーやマガジンキャッチボタンへのアクセスもスムーズに行えるよう、トリガー付近へ伸びる導線上には立体的処理が行われている。

フレームはM9A1から続くミルスペック規格に準拠したアンダーレイル付きフレーム。

近年小型化が進む各種レーザー&フラッシュライトなどのアタッチメント装備をダイレクトに装着可能だ。

さらにバレルは5.1インチの標準的サイズだが、サプレッサー装備が必要な特殊部隊向けとして、マズルにネジを切った「スレデッドバレル」を使用している。
サプレッサーを使用しないときはスレッドプロテクター(ネジカバー)で先端を保護する。

サイトシステムは3ドットで、トリチウム・ナイトサイトが前後に使用されており、薄暗い環境でも視認性が高い。

また、フロントサイトには射手側に蛍光オレンジのペイントが施されており、通常の環境下においても簡単に照準を合わせることができる。

2000年代に入ってからこれまで設定と中止を繰り返してきた次期米軍制式拳銃トライアルについては、設定条件や使用弾薬の口径そのものについても長々と議論が行われてきた。

特に口径に関しては、現行の9mm弾薬では実際の戦場においてストッピングパワーに欠けるとの声が米軍内でもいまだに根強く、一時は.40口径か.45口径以上とすべきという方向で進められたこともあった。

しかし近年の歩兵補助装置(強化外骨格)や戦闘ドローンの世界的普及と一般化に合わせて兵器市場に定着を始めた「対物特殊弾」の登場で、もはや「口径そのもの=威力」という論争そのものが薄れつつある。

M9AXモデルにおいても、基本的な使用弾薬はNATO準拠の9mmパラベラム弾であるが、同口径の9mmEMP(磁気パルス)弾や、9mmExp(炸裂)弾にも対応している。

M9シリーズという、今や旧世代とも言える銃器がベースの「M9AX」であるが、それを取り巻く技術の進歩によって新たな可能性が見えてきた。

▼ベース:東京マルイ社製M9A1 モデル

実銃は米軍制式拳銃M92F(M9ピストル)をベースに2006年に米海兵隊の要請で改良された「M9A1」。20mmレール規格の各種オプション機器に対応したアンダーマウント付きフレーム、グリップ前後のチェッカリング化など、現代的な装備と運用に即してブラッシュアップされた拳銃です。
このM9A1を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがついに新規モデルアップ。外観はもちろん実銃を限りなく再現しており、さらに最新のブローバックメカでよりキレの増した迫力ある動作を楽しめます。その他、前M92Fで取れやすかったセイフティレバーが2個のネジ止め化されてデコッキング機能も再現されるなど、様々な面でクオリティもUP。それでもM92Fやサムライエッジと同じマガジンがそのまま使える互換性は残してあったりして、ユーザーとして嬉しいツボをしっかり押さえたモデルです(´ω`)

全長:216㎜ 重量:961g 装弾数:26+1発

No54 M9A1 (18歳以上ガスブローバックガン)

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