トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

忍殺銃"インガ(因果)"

マルイのストライクウォーリアをベースに「ニンジャスレイヤーの銃」をイメージして製作したオーダーカスタム。

東京マルイ・ガスブローバックガン

▼ストーリー設定

銃とニンジャ…その両者はモータルには、水とアブラの如く思えるであろう。しかし"テッポー・ジツ"、"ピストルカラテ"のように銃器をカラテに組み込むニンジャも確かに存在する。

BLAM!BLAM!銃弾がカラダを傷つけ、血が噴き出すが、すぐに赤黒い炎が傷を焼き塞ぐ。

「ブザマな!カラダを貸せ小僧!なんと情けなきカラテか!」怨霊の声が脳内に轟く!「黙れ!今は力を貸せ!」スレイヤーは叫んだ。今はこの包囲を破り、あの怨敵をなんとしてでも追わねばならぬ!

「スーッ、ハーッ…」深いチャドー呼吸をし、腕を垂らす。傷から流れる血が手に、その拳に溜まり…おお、見よ!赤黒い炎と血が、拳銃の形になってゆく!ゴウランガ、おおゴウランガ!

赤黒い銃身に刻まれた忍殺のカンジが醸し出すアトモスフィアは、見る者を震え上がらせる!彼は黙って出現した銃を構え、走りだした!

その手に握られた銃は、彼が以前…まだマッポだった時に装備したネオサイタマ警察制式銃の形をとっている。抜き差しに便利な短銃身、被疑者を押さえ、打突にも使用出来るスパイク状のコンペンセイターが取り付けられていた。

「ダッテメコラー!」叫ぶクローンヤクザの顔にそれを叩きつけ、同時に引き金を引く!

無残な死を遂げたモータルの怨念を芯に、彼の血と空気中に舞う粒子を弾殻にして生成される弾は顔を、頭を一撃でスイカの如く弾けさせた!ワザマエ!

この銃の威力は、通常の銃のように口径では決まらない。芯になる怨念、すなわち手に掛けた呪わしいニンジャに犠牲者の怨念を撃ち込む時、最大限の威力を発揮するのだ!

スレイヤーは叫びながらヤクザガンを撃つクローンヤクザを次々に撃ち倒す!が、飛来したスリケンが頭をかすめた!アブナイ!「ドーモ!」ニンジャのアンブッシュ!

油断なく見据えながら、アイサツを交わし、0.3秒後にはスリケンと弾が激しくぶつかり合う!中に人が挟まればたちどころにネギトロだ!ナムアミダブツ!

激しく撃ちあいながら、両者の距離は縮まり…おお、タタミ一枚に縮まった!「バカな!」そしてスレイヤーの右眼がセンコめいて紅い光を発しているのを見た瞬間、

「wasshoi!」

決断的シャウトと共に、槍めいた蹴りが下腹部に突き刺さる!「グワー!」「イヤーッ!」「グワー!」「イヤーッ!」スパイクを用いたフックが、ミドルキックが相手を打ちのめす!

スレイヤーの腕と銃は赤黒い炎に包まれて、赤い残像を引きながら素早いラッシュを叩き込む!「アバー!」遂にメンポが砕た!「…殺すべし…!」目の輝きが強まり、「…ニンジャ、殺すべし!」アッパーのように顎下にスパイクが突き刺さり、KABOOM! 頭部爆発!「サヨナラ!」

壊れた人形めいて倒れる体を前にザンシンを決めながら、「サンシタ程度に勝っていい気になるな!」脳裏に響く怨霊の声!

スレイヤーは近づいてくるニンジャ気配めがけ、「イヤーッ!」ビルから飛び降りた―

 

~ニンジャスレイヤー外伝「神風クロスファイア」より

▼ベース:東京マルイ製 ストライクウォーリア

実銃(ベース銃)は1970年代後半に米国デトニクス社が開発した「デトニクス.45」。
コルトガバメントの.45ACP弾による威力と同時に携帯性を極限まで追求したコンパクト拳銃で、バレル長は3.5インチ。(ちなみにノーマルガバは5インチ)
このデトニクスのスライドとガバメント系のフレームを組み合わせ、さらに近接戦闘に特化したカスタムモデルを、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。マズル面をスパイク状に加工した「ストライクプレート・コンペンセイター」やレールマウント、マグウェルなど、随所に現代的なCQBカスタムアレンジを加えており、コンパクトスライドのショートリコイルと相まってトイガンとしても非常に実用性の高い内容のモデルだと思います^^

全長:205㎜ 重量:816g 装弾数:28+1発(6mmBB弾)

東京マルイ No47 ストライクウォーリア 18歳以上ガスブローバック

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