トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

LADY's"Cz75-Custom"

マルイ・エアコッキングガンCz75をベースに、ゲーム「デビルメイクライ4」に登場した「レディ」の持つ専用カスタムをイメージしてご依頼製作したオーダーカスタム作品。

マルイ・エアコッキング

▼STORY(設定)

市街地の真ん中に突如として魔の塔が現れ、無数の悪魔が地上に溢れた「テメンニグル事件」。

あの夜、塔の最上階で事件の首謀者「アーカム」に最後のとどめをさしたのは、実の娘であるメアリ・アン・アーカムであった。

あの事件以来、彼女はその本名を封印し、「レディ」を名乗って“悪魔狩り業”に打ち込んでいる。
最初に彼女をその名で呼んだ名付けの主は、伝説の魔剣士を父に持つ双子の弟。今では彼自身も半ば「伝説」と化しつつある凄腕のデヴィルハンターである。

自ら悪魔となることを望んだ人間―父アーカムの非道に恨みを抱き、全ての決着をつけるために塔を登ったあの晩。
意外なことに「人間の強さ」を彼女に教えてくれたのは、半魔であるその青年だった。

悪魔と化した父にとどめを刺し、新たな信念を胸に歩みだしたレディは、持ち前のビジネスの才覚も発揮し、職業としての“デヴィルハンター”としても成功を収めている。

事件から数年後。
本業が軌道に乗り出した彼女は、自らの「仕事道具」を更にバージョンアップすることにした。

持ち込んだのはヨーロッパの某市国にある“専門”の工房。かつてその一角が悪魔の襲撃を受けた際に、偶然居合わせたレディがどさくさに紛れて法外な額の『貸し』で店を救った縁があった。(後に店主は彼女こそが真の悪魔だとボヤいている)

メイン装備“カリーナ・アン”のオーバーホールと共に依頼したのは、拳銃Cz75-1stとサブマシンガンVz61の「対悪魔用カスタム」化。どちらもテメンニグル事件以前から愛用している装備で、彼女なりに愛着もある品々である。

父アーカムを撃ったCz拳銃の「2ndバージョン」は封印したが、もう一丁の「1stバージョン」をベースに、スライドとフレームユニットを特殊合金の削り出しで新造。
ガタの来ていたフレームも補修して磨き上げ、グリップには革職人によって丁寧に作りこまれたレザーグリップが取り付けられた。

通常の銃とは異質の「白」を基調としたユニットには反動抑制と連射力アップの機能が組み込まれており、同時に施された各部の「聖句」彫りは悪魔に対しての威力を格段に増している。

半年という長い期間を経て完成したカスタム装備の数々。
使う者を選ぶ特殊なカスタムではあったが、元々母親の血筋で「巫女の血」を引くレディは、この新たな悪魔狩り専用銃の持つポテンシャルを最大まで引き出し、今日も何処かで無数の悪魔を相手に激しい戦いを繰り広げている。

▼ベース:東京マルイ社製エアコッキング ハイグレード・CZ75 ファーストモデル

実銃は、1968年に開発が計画され、1975年に製造されたチェコスロバキア製の自動式拳銃。元々共産主義体制化の「東側」で開発された9mm口径銃でしたが、米国市場に紹介されやその高い精度・耐久性・操作性などがプラクティカルシューティング層に支持され、「世界最高のコンバットセミオートピストル」とさえ評価された名銃です。
このCz75を性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがエアコッキングモデルとしてモデルアップ。エアコキシリーズとしてはかなり古い時期に発売されたモデルですが、やっぱりそのデザインはピカイチ(←主観的意見) 独特のスライド形状ゆえにエアコキなのにコッキングしづらいとか、パーティングラインが目立つとか、あまり細かいこたー気にせずに「気軽にCzの形状美を楽しめる」リーズナブルなコレクションモデルだと思いますw

全長:206㎜ 重量:300g 装弾数:25+1発

No09 Cz75ファーストモデル HG (18歳以上エアーHOPハンドガン)

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