トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

LADY's"Vz61-Albus Scorpio"

マルイ・エアコッキングガンVz61をベースに、ゲーム「デビルメイクライ4」に登場した「レディ」の持つ専用カスタムをイメージしてご依頼製作したオーダーカスタム作品。

マルイ・エアコッキング

▼STORY(設定)

"テメンニグル事件”から数年後。
本業が軌道に乗り出した若きデビルハンター・Ladyは、自らの「仕事道具」を更にバージョンアップすることにした。持ち込んだのはヨーロッパの某市国にある“専門”の工房。

かつてその一角が悪魔の襲撃を受けた際に、居合わせたレディがどさくさに紛れて法外な額の『貸し』で店を救った縁があった。(後に店主は彼女こそが真の悪魔だとボヤいている)

メイン装備“カリーナ・アン”のオーバーホールと共に依頼したのは、拳銃Cz75-1stとサブマシンガンVz61の「対悪魔用カスタム」化。どちらもテメンニグル事件以前から愛用している装備で、彼女なりに愛着もある品々である。その内の一丁、Vz.61。
1961年に旧チェコスロバキアが制式採用した小型の短機関銃。使用弾薬は.32ACP弾。折りたたみストックを備えた独特の形状から別名“スコーピオン”とも呼ばれる。

このVz.61を元に本格的に対悪魔仕様にしたLady専用カスタムは、数ヶ月の時間とかなりのコストをかけて製作された。

機関部や銃剣を装備した基本スタイルはそのままであるが、まず印象的なのがその純白のカラーリング。フレーム上部および銃剣、トリガーガードのこの部分は完全に別パーツで新造されたもので、素材は一般的な科学製法では生成できない特殊金属―いわゆる「錬金術」で製造されたものである。硬度は銃器用鋼の2.5倍、耐久性にも優れ、特に特殊塗装による純白のカラーリングとメタルとしての悪魔に対する効果は「銀」よりも優れているとされる。

また各部にはラテン語の聖なる祈りの言葉が彫り込まれており、悪魔に対しての攻撃力を高めると共に彼らからの念干渉による誤動作を防ぐ効果も持っている。(悪魔は特にこの誤動作誘発による攻撃を好むらしい)
この点、攻撃の基点となるトリガーには魔除けの文字が彫りこまれた金のカバーが装着され、特に厳重に防御処理がなされている。

カスタム前にも装備されていた銃剣部分は本体と一体型になる曲線の洗練されたデザインになり、メタル素材と聖なるラテン文によって攻撃力が増している。ブレードは近接戦闘時にそのまま突き刺す(場合によってはそのまま発射する)ことを想定している。また、銃身と一体になった上部には発射熱を逃がすクーリングホールが設けられた。

ウッドグリップには特注のレザー製グリップカバーが装着されている。円形に配置された赤い祈りの文字列の中央、ルーン文字の「A」は神およびその加護を意味し、直接手の触れるグリップにこれを配置することで能力を増加しているようだ。

全体に白を基調とし、対悪魔用に特化したカスタマイズを施された同銃はラテン語で“白いサソリ”を意味する「Albus Scorpio」と名付けられ、Ladyの手元で今現在も数多くの悪魔を狩っている。

▼ベース:東京マルイ社製Vz61(エアコッキング)

実銃は、別名「スコーピオン(SCORPION)」。チェコスロバキアのチェスカー・ズブロヨフカ国営会社で開発された短機関銃。使用弾薬は.32ACP弾で、近年主流の9mmパラベラム弾に比べると若干非力ながら、小型・フルオートでもコントロールし易いという優れたサブマシンガンです。
このVz61を性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがエアコッキングモデルとしてモデルアップ。マルイ・エア長モノは、電動ガン主流の昨今では取り残された感のあるジャンルではありますが、低価格帯で外観をしっかり再現したこのシリーズ、私は好きです^^;(それでもちょっと高いけど)性能的にはやはり連射の利かないエアコキに限界はありますが、このVz61には「ラピッドファイア」という機構が搭載されており、気軽に遊ぶにはちょうど良いトイガンだと思いますw

全長:284mm/545mm 重量:805g 装弾数:26発

No18 スコーピオンVz61 (18歳以上エアーHOP長物)

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