トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

M.E.U.base"SNAKE's.45-style"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド

強化スライドに交換されている。
前部にはコッキングセレーションを追加してあり、緊急時の装弾、排莢をより確実に行うことができる。
側面は磨きこんだ半鏡面仕上げで、左面には「NM 7267719」の刻印が確認できる。

○ベースのMEUスライドを加工。
側面は刻印を一度埋めてから手彫りで彫りなおし、研磨後にメディコムのスーパーブライトで塗装後、水研ぎとコンパウンド研磨で半鏡面仕上げにしました。この仕上げは、一見プラ製とは思えないほどのリアルな金属質感です。

▼サイト

3ドットタイプのオリジナル・サイトシステム。
フロントサイトは大型で、視認性が非常に高い。リアサイトは固定式だが、現在でいう「コンバットタイプ」で瞬間的に標的を捉えやすい実戦的な形状。当時としてはかなり先進的なスタイルだった。

○フロントはドットを穴あけして白塗料を入れました。
リアサイトはフルスクラッチで製作。オリジナルの独特の形状を再現しつつ、MEUスライドに合うように製作しました。インディブラックで塗装仕上げ&ドットに白塗料入れ。(上面のボルトはダミー。スライドに接着固定済み。)

▼サイト

延長され、サプレッサー装備のために先端にネジが切ってある。

○市販パーツのメタルアウターバレルと、先端にサプレッサーアタッチメントを装着しました。
金属製なので重量も増加して、しっかりとサプレッサーを固定装着できます。ちなみに、「設定ストーリー」ページ掲載写真のサプレッサーも市販品です。

▼グリップ

両方とも指を掛けやすく延長されている。
片手でも確実に操作が可能で、標的を目で捉えたまま操作できるため、タクティカル・リロードも可能。 ○市販海外パーツのロングタイプ(メッキ仕様)に交換しました。

▼トリガー

指をかけやすいロングタイプに交換されている。
トリガーブルは3.5ポンド程度で通常より1.5ポンドほど軽い。前面には滑り止めグルーヴがついており、側面には未貫通の6つのホールが開けてある。 ○ベースのMEU純正トリガーを使用。

▼マガジンキャッチボタン

“低く切り落とされ、誤動作を起こしにくくなっている。” ○マルイ純正ガバのチェッカリングタイプに交換しました。

▼ハンマー

“リング(オーバル型)ハンマー。コッキングの操作性を上げ、ハンマーダウンの速度も確保している。” ○KMの市販パーツに交換しました。

▼グリップセイフティ

リングハンマーに合わせて加工済み。元はベースのガバメントオリジナルのパーツだが、上部をハンマーダウン状態に合わせて削ってある。セイフティの機能はキャンセルされた“プロ仕様”。 ○ベースのグリップセイフティの一部を削り加工しました。実際にセイフティ機能はキャンセルしてあります。

▼グリップ(フロントストラップ&トリガーガード付け根)

“フロントストラップ部分には手に食いつくようなチェッカリングが施してあり、滑ることはまず無い。トリガーガードの付け根を削りこんであるから、ハイグリップで握りこめる。”

○フレームはタニオコバのヘヴィウェイト樹脂製フレームに交換。これにより、グリップパネルをウェイト無しの木製グリップに交換した際の「大幅な重量感低下」を軽減しました。このフレームはフロントに元々深々とチェッカリングが彫られています。また、実際にトリガーガード付け根を削り込み、ハイグリップ仕様にしています。インディブラック塗装仕上げ。

▼グリップ(パネル&マガジン)

底部マガジン導入部は広げられ、マガジンを入れ易くなっている。
また、グリップパネルの側面はスネーク自らが削って加工した。これは“CQC”でナイフを持ったままハンドガンを構える為で、このカスタムによってしっかりとナイフごと握りこめるよう改良されている。メインスプリングハウジングは、より握りこむためにフラットタイプにしてある。マガジンはガバ純正弾倉、.45ACP弾7発を装填する。

○タニオコバフレームのマガジン導入部は元々大きく開いたテーパーが付けてあって、オリジナルどおりの設定でした。
グリップパネルは市販の天然木製パーツに交換。しっかりと削って“ナイフフィットシェイプ”を再現しました。ハウジングはMEU用のストレートタイプをそのまま使用。マガジンはMEU用ではなくマルイ純正ガバメント用に交換。BB弾は26発入ります。

▼作者コメント

これまでもエアコキや固定ガスガンでイメージ製作してきたスネークガバ。この度ついにガスブローバックで!というご依頼を頂きました。

この銃、普通に見えてけっこうオリジナル形状のパーツが多く、それらをきっちり削り出すとなるとまず費用が大変なことになります;今回はそういった事情もあって、市販パーツを流用して出来うる限りのイメージ再現に挑戦しました。

結果、細かな仕様に違いはあれど、まず各部の基本ポイントは押えた「さすがガスブロベース!」と言えるカッチリしたモノに仕上がったと思います^^

市販パーツが多くスライドの滑りが極端に渋くなって必死ですり合わせ調整!とか、けっこう苦労はありましたが(笑)今後に通じるいい勉強をさせてもらいました(^◇^)

2010.7.13

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