トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

M8000 Cougar "A3"

KSCのガスブローバック「M8000・クーガー」をベースに、「ワイルドアームズ4」の主人公が使用しているような未来的なデザインの銃、というご依頼イメージで製作したオーダーカスタム作品。

KSC・ガスブローバック

▼STORY(設定)

近未来、ある政府機関が極秘の国家プロジェクトで開発した「核兵器に取って代わるかもしれない」ともいわれた超技術兵器。

開発名『Anti-Atomic-Arms』から、通称“A3”と呼ばれた兵器で、原子結合を解除するエネルギー弾を発射する。

しかし、大戦末期に開発を進めていた国そのものが滅んでしまった上、研究施設や開発者がなぞの消滅事件で全て消えてしまったためにその詳しい仕組みや原理は今や不明となってしまった。(一説には研究中の事故が原因ともされる)

特定の人間にしか扱うことができず、長らくその条件すら不明であったが、どうやら使用者の「遺伝子の記憶」ともいうべきものが関連づけられているらしい。

その内容は、本人はもちろん両親をはじめとする“遺伝子的祖先の「殺人者数」に比例して使用の可否・威力が増減する”というもの。

すなわち、歴代の先祖が極端な大量殺人者といった“呪われた業”を持つ血筋の者のみが使用することができ、家系的に歴史上殺めた人の数が多ければ多いほど、また「過去の殺人者数」には本人の所業もカウントされていくため所有者も殺せば殺すほど威力は加速度的に増していく。

一見すると単なる拳銃のように見えるが、そのシルバーに輝く素材は他のどんな物質にも類を見ない極めて特殊な金属で構成されているという。

使用者の能力が覚醒するまではマガジンに装填した『エネルギー性ケースレス弾』を発射するが、使用者が覚醒してリミッターが解除されればエネルギー単体の発射も可能になる(つまりある時点から弾数制限がなくなり、マガジンチェンジも不要となる)

威力の上限はなく、(現実的ではないが)理論上ではひとつの国や惑星そのものを破壊することも可能とされる。

※実はこの技術と性質は偶然発見され「兵器」として研究が進められたが、本来はまったく逆の性質も持つもので、歴代の遺伝子が「人を愛し助けた」過去を持つ場合、
…たとえば聖人といわれた者を祖先に持つ者が覚醒して使用すれば、エネルギー弾を打ち込む事で傷を癒したり、死者を蘇らせたりといった奇跡を起こすものでもある。
これは古代宗教の聖典に描かれる「命の矢」と呼ばれるロストテクノロジーであった。

▼ベース:KSC社製ベレッタM8000・クーガー

実銃は、95年にベレッタ社がコンピュータのCAD技術を使って設計した新型自動拳銃。フルサイズの軍用モデルであるM92と比べてサイズが一回り小さくなっており、より携帯性に優れる、いわばM92の都市型モデル。特徴的な「ロータリーバレル」方式は、撃った時のリコイルを軽減すると共にバレル軸がずれないことも相まって、実際に連射時の命中精度は高いそうです。
このM8000を、リアルな造形仕上げと精度の高いパーツ製作を得意とするKSCがモデルアップ。独特のバレル方式の形だけでなく、その動きまでもがしっかり再現されたリアルな一品です。パーツの精度の高さによるカッチリとした動きはもちろん、実銃フレームの切削跡まで再現した芸の細かさはさすがKSC。ベレッタの造形としては特殊ともいわれるクーガーですが、実際に持った手ごろなサイズ感やがっちりとしたフォルムが渋いモデルで、私は好きですw

全長:180㎜ 重量:860g 装弾数:23+1発

M8000クーガーF HW 07HK (18歳以上ガスブローバックガン)

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