トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

SMITH&WESSON M29/6.5in "PPC-Style"

タナカ・S&W M29-6.5インチモデルをベースに、PPC(Practical Pistol Course)マッチカスタム風にアレンジしたオーダーカスタム作品。

タナカ・ガスリボルバー

▼PPCマッチカスタムとは(概要)

プラクティカル・ピストル・コース(その他ポリス・ピストル・コースなど色んな名称がある)。
70~80年代に米国で流行した射撃競技で、5~50m程の距離(移動は無し)で様々な姿勢から的を撃ち、その合計得点を競うというもの。

ノーマル銃・カスタム銃それぞれの部門が存在したが、特にこのカスタム銃部門用に独自のスタイルでカスタムされたものが『PPCマッチカスタム』と呼ばれる。
当時を知る銃愛好家はもちろん、当時を直接は知らない世代にも、その力強いシルエットや造形的な魅力ゆえに、未だに根強い人気がある。コミック「トライガン」の主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピードの銃もこのPPCスタイルに近いかもしれない。

リボルバー拳銃の『PPCマッチカスタム』の主な特徴としては、

・バレルの厚みと重量を増すことによって射撃時の反動を押さえ安定させる“ブル・バレル”(円筒形・スクエア形など様々なバリエーションがある)。

・フロントサイトとリアサイトにかけて前後一直線につなぐ“リブサイト”。バレルとの間にわずかな隙間を設けることでバレルの熱膨張による誤差を防ぐ。

・サイドウイング付きフロントサイト

など。

今回のPPCマッチカスタムは、銃身の厚みを増したブルバレルタイプ・スタイル。一見、ベース銃本来のシルエットに近く見えるが、精度と性能は競技用らしく大幅にアップされている。

シリンダーオープン状態。
今回のベース銃はタナカのペガサスシステムなので、シリンダー内部にガスタンクがある。ガス注入口は後ろ。BB弾(最大15発)は前から装填する。

▼ベース:タナカ社製M29/6.5インチモデル

実銃はアメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が回転式拳銃で、1956年当時、最強の拳銃用弾薬であった.357マグナム弾よりも強力な弾薬『.44マグナム弾』を使う“最強の拳銃”として発表されました。当初は不人気でしたが、1971年に公開された映画『ダーティハリー』で主人公のハリー・キャラハン刑事の愛銃として登場し、一躍知名度が増して大人気になったそうです。
このM29を独自の“ペガサスシステム”でリボルバーにも定評のあるタナカがモデルアップ。「6.5インチ」モデルは長銃身による高い命中精度と迫力の外観を兼ね備えたベーシックなサイズ。HW素材によるズッシリとした重量感と硬質感など、機能面とモノとしてのクオリティの両方を楽しめる、ハイスペックなモデルです。

全長:305㎜ 重量:880g 装弾数:15発

S&W M29 6.5インチ HW ver.2 (18歳以上ガスリボルバー)

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