トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

Hi-CAPA 5.1 Custom"Ingress-Agent gun"

マルイ・ガスブローバック「ハイキャパ5.1」をベースに、スマホアプリゲーム「Ingress」の世界観で、エージェント専用銃というコンセプトでオリジナル製作したオーダーカスタム。

東京マルイ・ガスブローバック

▼STORY

2010年代、世界には人間の心身に対して“啓発的な”効果を及ぼす謎の物質が存在していることが判明した。CERNでの実験で偶然発見されたこの物質は「エキゾチック・マター(XM)」と名付けられた。

XM研究のためアメリカ国家情報局は研究者らを集め「ナイアンティック計画」を立ち上げた。
その過程で、XMは秩序と知性を持つと考えられること、臨界量を超えるXMに被曝した者は「シェイパー」と呼ばれる存在の影響を受け彼らに侵略されるということが判明した。人類の文化や古代文明の発展も、その滅亡も、シェイパーの影響によるものではなかったかと考える者もいる。

XMは全世界に分布していたが、とりわけ、文化的・芸術的・宗教的に重要な場所に密集しており、このような場所は「XMポータル」と呼ばれた。

研究者たちは、わずかな改造を施した携帯電話上で機能するスキャナ技術を開発した。これによって、実世界に存在するXMポータルを観察し、操作出来るようになった。ほどなくスキャナ技術は漏洩し、Google Playに「ゲーム」としてアップロードされる。以来、数百万にのぼる人々が、XMの性質や、その人類への影響などに関わる実験を行った。

その結果、
シェイパーの平和的な地球進入を受け入れ、XMをコントロールして人類を覚醒に導こうとする緑の「エンライテンド」、
シェイパーの地球侵略を防ぎ、XMの邪悪な未知のエネルギーから人類を守ろうとする青の「レジスタンス」
という2つの派閥が生まれた。

両勢力はそれぞれエージェントを送り込み、各地に存在するポータルを探し出してリンクさせ、「コントロールフィールド」を作り、その範囲内にある地域に住む人々を支配下に置こうと現在も日々影の勢力争いを繰り広げている。

さらに近年、その「エージェント」用に開発された新たなツールが、この"エージェントガン"と呼ばれる銃型のサイバー兵器である。

このツールは、エージェントが現地でポータルを確保する際、敵勢力のエージェントと遭遇した場合の対抗策として用いられる。

ハイキャパシティ系ガバメントのエアソフトガンをベースにしたこの銃は、ポータルから発生するXMのエネルギーを弾倉内にチャージし、トリガーを引くことでそれを収束して発射する。

命中したXMエネルギー弾は、人体や建造物等の物質には一切ダメージを与えないが、スキャニング機能の付いた携帯電話に命中すれば、数時間にわたって「スキャナー」「ハック」「各種アイテム設置」等といったエージェントとしての活動を麻痺させることができる。

エージェントガンは専用の「サイバーグローブ」と呼ばれる薄手グローブ型のウェアラブルデバイスを装着することで初めて使用できる。
これには銃のセキュリティ対策と、高度XMエネルギーによる被爆を防ぐ意味もある。

このツールの技術は何故かオープンソースで公表されたため、「エンライテンド」「レジスタンス」の両勢力のエージェントが使用できる。

サイバーグローブを装着して銃を握るとグローブの使用者認識機能がエージェントガンとリンクし、どちらの勢力のXMエネルギーを使用するか自動で識別される。

この時エージェントガンのスライドとフレームの表示部分は、エンライテンド勢力の場合「緑」に、レジスタンス勢力であれば「青」に発光する。

マガジン内にチャージできるXMエネルギーは、発射弾数にして30発程度。
かなりのエネルギー質量を一気に放出するため、実体弾ではないにもかかわらず発射時にはスライドが後退して衝撃を逃がす機構になっている。

なお、このエージェントガンは敵対エージェントのデバイス機能を一時的に麻痺させることはできても、「XMPバースター」のようにレゾネータを直接破壊することはできない。
あくまで敵エージェントの活動を一時的に妨害するための補助的ツールである。

▼ベース:東京マルイ社製ハイキャパ5.1ガバメントモデル

実銃モチーフはおそらくSTI(Science Technolgy Ingenuity)社製のガバメントモデル。世界スピード射撃選手権者のチップ・マコーミックと共同開発したコンバットシューティング・ガンで、スティール製レシーバーとポリマー製グリップを一体化させ、軽量化と高強度性を合わせ持つ多弾倉フレームを搭載した「現代的戦闘銃」です。
このハイキャパ5.1を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。ベーシックで依然として多くの人に好まれるガバメントスタイルをベースに現代的な実戦機能を取り入れています。同シリーズの4.3と比べると、このスタイルはどちらかといえばシューティング競技用っぽいです。ともかく各パーツが確実かつ正確に動作するようセッティングされており、ブローバックの感触は丁度良い重さを伴ったキレのある鋭いリコイル感覚。基本の命中精度もかなり良く、また各社から更に精度を上げるカスタムパーツが多数販売されているのも嬉しいポイントです。

全長:222㎜ 重量:894g 装弾数:31+1発

No17 ハイキャパ 5.1 (18歳以上ガスブローバックガン)

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