~各部カスタムポイント
■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。
■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。
初代M9ミリタリーと同等のスチール製スライド。
ただし塗装仕上げにはセラコートというコーティングが施されており、これはセラミックフィルムをコーティングしたもので、418Rステンレスの184倍の長さの耐腐食性能を持つ。
○ベース品のM9A1のABS製スライドを外注でセラコート塗装してもらいました。セラコートは初めてでしたが、いや、さすがの質感(´∀`)こういった砂漠系カラーの塗装はそんなに依頼数がないらしく少々時間はかかりましたが、待っただけの価値はあると思います。今回、セイフティドットの再塗装もお願いしました。
サプレッサーを装着する為の加工が施された「スレデッドバレル」。使用しない時には先端にスレッドプロテクター(ネジカバー)を取り付けてネジを保護する。
○社外品のカスタムパーツに交換。バレル、ネジカバー共にセラコート塗装してもらいました。
3ドット式のトリチウム・ナイトサイト。薄暗い場所でもドットが光ってサイティングしやすい。フロントサイトは射手面に蛍光オレンジでペイントが施されており、良く目立つ蛍光色はシューターの目に捉えやすいため、通常環境下でも即座に照準を定められる。
○フロントサイトはベース品を削り落として、新規作成したオリジナルサイトを埋め込みました。一面だけ蛍光オレンジを塗る形式は初めてでしたが、思った以上にサイティングしやすくて気に入りました。ドット部分には夜光塗料を入れて仕上げ。リアサイトはスライドと一体成型なのでセラコート加工では塗り分け塗装してもらいました。
M9A1と同等のスチール製フレーム。各種アクセサリーが装着できるよう、軍規格のアンダーレイルがついている。色はアースブラウンで、スライドと同じくセラコート仕上げ。
○純正フレームをセラコート塗装してもらいました。さすがに塗装なので塗膜の分厚みが出てしまうようで、加工後はテイクダウンレバーがキツキツで入らず、削って擦り合わせ調整が必要でした(;´ー`)
M9ミリタリーモデルと同等のパーツ。色も現状の米軍内ストックパーツも活かせるよう、黒染めのまま。この配色はまた、明るいベージュやブラウン色に対して「黒」の対比で、操作パーツが一目で確認しやすいという機能的な意味もある。
○ベース品マルイM9A1の純正パーツそのままです。これも実際にサバゲ使用で消耗した各パーツを交換する際に、入手しやすい純正品をそのまま利用できるように~という利便性を考慮しています。
マイクロチップによる生体認証システムを搭載した樹脂グリップ。
銃を握るだけで使用権限のあるユーザーかどうかを識別し、登録されていない人物であった場合は瞬時にトリガーがロックされる。接触式の認証システムではあるが、微弱な電流を利用しているため素手である必要はなく、厚手のグローブを装着していても機能する。
○プラ素材を切削してオリジナル製作しました。本作はほぼすべての形状がノーマルのままですが、唯一この部分で「未来っぽさ」を出しています。ベージュ色の部分はセラコート塗装をお願いしました。
M9A1と同じ仕様のフレームグリップ。チェッカリングとセレーションのコンビネーションで、しっかりと滑り止め効果を発揮する。軍用なのでランヤードリングも装備されている。
○基本的にノーマル純正品そのままです。
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▼作者コメント
懇意にさせて頂いているリピーター様からのご依頼で、完全サバゲ用にとオーダー頂いた今作。
デザイン提案の時点からほぼ丸々好きにさせて頂きました(;´Д`)ホントニアリガトウ
まずいつか機会があればやってみたかったセラコート塗装。そして新型マルイベレッタをベースにしたM9A3風の未来カスタム。
やってみたかったコトを全部再現できて、しかも仕上がりはかなり良い感じで大満足ですw
セラコートの外注加工は初めてでしたが、思った以上の色再現と質感だったので、これである程度耐久性も高いと実証できれば、今後もサバゲ用カスタム製作でどんどん活用したいと思います。
2016.7.15