トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

"アンブレラ・サムライエッジ"

マルイのガスブローバックガン「サムライエッジ」をベースに、ゲーム「バイオハザード」シリーズのアンブレラ社が試作したコピー品という設定で製作したオリジナルカスタムです。

東京マルイ・ガスブローバック

▼ストーリー設定

先月、我々B.S.A.A.の調査団が実施した旧ラクーン市地下のアンブレラ社研究所跡地の調査で、見つかったウイルスサンプルは従来のt-ウイルスの研究段階での試作物であり、新たな特性や危険性は見当たりませんでした。

感染特性や変異に関しても旧来のt-ウイルスと同等とみられ、ワクチンも既に開発済みの薬剤で対処可能です。

ウイルスは封入アンプル数本の状態で発見され、検査実施後は全て超高熱による滅菌処理で処分を行いました。

これらの詳しい調査過程の記録やテスト結果は既に本部のデータベースに提出済みですので、資格者であればアクセスして全て閲覧することができます。

また今回の調査では細菌類以外にも開発途中であったとみられる兵器データもいくつか発見されました。

その中の一つがこの、通称「アンブレラ・サムライエッジ」です。

発見物は修復したハードディスクに残っていた仕様データのみでしたが、技術開発部の(ヒマな)開発部員が備品を(勝手に)流用して立体再現してくれました。

B.S.A.A.関係者であればもう説明の必要もないかと思いますが、ベースはベレッタ社のM92FSを基にしたカスタム「サムライエッジ」、元ラクーン市警特殊部隊S.T.A.R.S.の制式拳銃です。

データで確認できた仕様では、ほぼ全てのパーツがサムライエッジと同じ構成で性能も同等。
このことから同銃のプラスカスタムというより「コピー品」という方がふさわしいようです。

外観の違いとしてはわずかに3つ。
スライドの刻印、グリップの素材およびカラーリング、グリップのメダリオンです。

サムライエッジではウッド素材ベースだったグリップは全て黒色のラバー素材に変更されており、メダリオンは丸ごとアンブレラ社の傘マークの意匠に変更されています。

またスライド右面にもロゴマークとアンブレラ社の刻印が彫られており、左面には ―これが非常に興味深いのですが―「U.B.C.S.カスタム」の刻印に変更されています。

U.B.C.S.(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)にこの拳銃が納入されたという資料は見つかっていませんので、見送られたか、検討中にラクーン市消滅を迎えた可能性が高いかと思われます。

また、このテストモデルの発案者の署名に「A.W」との記載がありましたので、おそらくサムライエッジの仕様データを流出してこのコピー品開発を主導していたのは、当時S.T.A.R.S.の隊長であったアルバート・ウェスカー氏であったのではないかと考えられます。

知ってのとおりアンブレラ社はバイオ兵器をブラックマーケットに流し、同時に開発した兵器を販売することで世界中の武器市場を牛耳ろうと画策していました。

あるいはこの銃も、その企てが成功していたなら、派遣される武力商品としてのU.B.C.S.と共に世界中に拡散していたかもしれません。
現実にはラクーン市の滅菌作戦と共に全て消滅したわけですが…。

―今回の調査結果と報告は以上です。
補足説明や詳細データはデータベースにアクセスの上、確認してください。
報告を終わります。

▼ベース:東京マルイ社製サムライエッジ・スタンダードモデル(ハイグレードタイプ)

実銃はイタリアのピエトロ・ベレッタ社が生産・販売している9mm口径の半自動拳銃ベレッタM92F。
その操作性、安全性から世界中の警察や軍隊で幅広く使われており、現在はコルト・ガバメントに代わり米軍制式拳銃ともなっています。
このM92Fを元に、カプコンがゲーム「バイオハザード」に登場する特殊部隊S.T.A.R.S専用銃「サムライエッジ」として発表した銃を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイが再度モデルアップ。最新のブローバックメカでよりキレの増した迫力ある動作を楽しめます。旧M9系で取れやすかったセイフティレバーが2個のネジ止め化されてデコッキング機能も再現され、重量もより実銃に近く増量されるなど様々な面でクオリティUPされており、「ハイグレードタイプ」の名にふさわしい仕上がりのモデルです。

全長:216㎜ 重量:944g 装弾数:26+1発

東京マルイ SAMURAI EDGE スタンダードモデル ハイグレードタイプ 18歳以上ガスブローバック

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