トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

殺伐銃"オウホー(応報)"

マルイのストライクウォーリアをベースに「サツバツナイトの銃」をイメージして製作したオーダーカスタム。

東京マルイ・ガスブローバックガン

▼ストーリー設定

「スーッハーッ…スーッハーッ…」深いチャドー呼吸を繰り返し、スレイヤーは消耗したカラテを回復させようとした。

連戦につぐ連戦。組織が繰り出すニンジャの波状攻撃は深い消耗と手傷を負わせていた。切り裂かれ、血が滴る装束は瞬く間に血が布を織り上げて塞ぐが疲労は取れぬ。

「グググ…無様…」脳裏で怨霊が嘲笑する。その声を振り払い、否定するように頭を振り、ふらつく脚を前に進めようとした瞬間!

「イヤーッ!!」鋭いカラテシャウトと共に繰り出された槍がスレイヤーの右肩を貫き、背後の壁に突き立った!!

「グワーッ」スレイヤーは身を捩り槍を抜こうとしたが、返しの付いた穂先はそれを許さぬ!!「ドーモ」前方の闇から染み出すようにニンジャが現れた。

「その槍にはノロイジツがかけてある。そう簡単には抜けぬ。」見れば槍にはびっしりと文言が彫られ、言い様の無いアトモスフィアを放っている…コワイ!貫かれた肩から、体に染み込むように黒い悪意が、ノロイが侵入してくる!それはスレイヤーの体を麻痺させるように蝕んでゆく!

「ヌーッ…!」抗うように唸るスレイヤーにニンジャの突き、蹴りの連撃が浴びせられ、片腕でガードしようとするが容易くはねのけられ、まともに受けてしまう!「グワーッ!!」「このまま殺してやる」「イヤーッ」「グワーッ」「イヤーッ」「グワーッ」瞬く間に数十連打を浴び、スレイヤーはさながら壊れかけのオモチャのように壁から垂れさがった!

おお、このままではスレイヤーと言えど爆発四散はまぬがれぬ!「オヌシを倒せばキンボシオオキイ!!褒美としてグランドマスター位階への道も開けよう…!」ニタリと笑いながらスレイヤーに近づく…カイシャクである!おお、スレイヤーはこのまま首をチョップではねられてしまうのか?

…だが待て!夜よ聞くがいい!ウシミツ・アワーをつげるディストネーションまみれの鐘の音を!

アンタイ ブディズム・レディオが不吉な時報を告げている!「イヤーッ!!」繰り出されたチョップをスレイヤーの左手に握られた銃が受け止める!「ヌウッ?」出現した銃を思わず見つめた瞬間、縫い止められたはずの右腕からのストレートが顔面に突き立ち「グワーッ!!」ニンジャを地面に転がした!「バカな、動けぬはず…!?」スレイヤーの右肩をみれば、おお、なんと槍が肩から漏れる赤黒い炎に焙られ、溶けながらスレイヤーの体に吸い込まれてゆく!!ゴウランガ!

「貴様のノロイ…そっくり返してやろう」紅いインガがニンジャへの怨嗟を弾芯にするように、黒いオホーはスレイヤーへのノロイ、殺意を弾芯に変える…!

「イヤーッ!!」オホーから放たれた弾は赤黒い軌跡を引きながらニンジャの胸へと過たずに吸い込まれた!!「グワーッ!!」体に黒いノロイが広がり「サヨナラ!!」爆発四散!!

ザンシンするスレイヤーの脳裏に怨霊の嘲笑う声が響く…「ハーッ、ハーッ」荒い呼吸を何とか鎮めながらスレイヤーは片膝をつき空を見上げた。

危ういところであった。だが次なるニンジャの気配は容赦なく近づいて来る。ふらつく足に再び力を込め、スレイヤーは闇を睨んだ…!

 

~ニンジャスレイヤー外伝「神風クロスファイア闇ナベ編」より

▼ベース:東京マルイ製 ストライクウォーリア

実銃(ベース銃)は1970年代後半に米国デトニクス社が開発した「デトニクス.45」。
コルトガバメントの.45ACP弾による威力と同時に携帯性を極限まで追求したコンパクト拳銃で、バレル長は3.5インチ。(ちなみにノーマルガバは5インチ)
このデトニクスのスライドとガバメント系のフレームを組み合わせ、さらに近接戦闘に特化したカスタムモデルを、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。マズル面をスパイク状に加工した「ストライクプレート・コンペンセイター」やレールマウント、マグウェルなど、随所に現代的なCQBカスタムアレンジを加えており、コンパクトスライドのショートリコイルと相まってトイガンとしても非常に実用性の高い内容のモデルだと思います^^

全長:205㎜ 重量:816g 装弾数:28+1発(6mmBB弾)

東京マルイ No47 ストライクウォーリア 18歳以上ガスブローバック

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