~各部カスタムポイント
■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。
■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。
※今作品は月刊アームズマガジン2020年12月号&2021年1月号掲載記事「空想銃製作指南 YURI CUSTOM WORKSHOP」にて製作過程について前後編に分けて詳しく解説しています。
高品質のステンレス鋼を最新の電解技術で染めたスライド。銘が表すとおり美しい紅紫色で、部分的に紫が濃くなるなど意図的なムラ染めになっている。側面には京の職人による金蒔絵が施されおり、琳派の"河と蓮"の図柄が蒔かれている。
○ツートーンシルバー仕上げの純正スライドを均一色のステンレスシルバーで下塗り後、メタリックパープル+クリアレッドで上塗り&キャロム ジルコニアクリスタルでコーティング仕上げ。側面には青砥屋の和風高蒔絵シールを切り貼りしました(*´ω`)地の塗装が実際にいいかんじに紫と赤紫のムラが出て、なんとも味わい深い色合いに仕上がりました。
銃身長2寸4分、艶消し黒染め仕上げのコーン型バレル。上面に10個のガスポートがあり、発射時にはスライド上部に開けられた穴を通して発射ガスを逃がして発射の強烈な反動を抑える。エジェクションポートは純金コーティング仕上げ。
○バレルは動作時の擦れなどを考慮して無塗装。この製作時ちょうど一時的に市場在庫が無かったためネットオークションで状態の良い中古品を入手したんですが、ガスポートが完全に開口されていたのは前所有者さんの加工済みなのかも?( ˘ω˘ )チャンバーカバーはゴールド塗装&ジルコニアコーティングで仕上げ。
ノバック社製のタクティカルサイト。フロントには金ビーズが埋め込まれている。
○純正付属のサイト。スライド一体型のフロントサイトは塗分けで黒のまま残し、穴を開けて金ビーズを埋め込みました( ˘ω˘ )
鋼製トリガーとハンマーは純金コーティング、その他操作系パーツは艶消しの黒染めで仕上げられている。
○トリガー&ハンマーはゴールド塗装&ジルコニアコーティング。その他パーツはマットブラック塗装仕上げです。
通常、武家が鞘(ホルスター)に収めて携行する際にいちばんよく映えるグリップ部分は特に拵えに拘る部分。このモデルでは濃紫(ワイン色)に染められた絹製の柄糸を黒地白粒の柄下地に「諸捻り巻」で巻いてある。留め金具は紫に染められており、中央には扇の金飾りがあしらわれている。
○今回はこれまでの綿風の柄糸ではなく絹のような高級感ある素材(サテンリボン)で巻いてみました。柄下地は樹脂素材をスクラッチしてオリジナル製作。何気に過去作の「柄糸を周囲全巻き」ではなくグリップパネル構造は残してあるのでパネルを取り外し→からのフレーム分解メンテナンスも可能にしてあります(*´ω`)b
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▼作者コメント
月刊アームズマガジンの第三弾記事用に製作した今作。
これまでも和拵えシリーズは何作も作ってきましたが、今回はこれまでの武具武具したイメージではなく高級感&装飾性重視で製作してみました。
設定にも書いたとおり剣が銃に代わって武家社会が続いたIf歴史での拳銃なので、戦乱から離れた時代の武家がコンパクトで携行しやすそうな銃をベースに~ということでベース時点で既にゴージャスなイメージのあるV10をチョイス(≧∇≦)w
これまでにない色使いや新しい和拵えグリップの形式も含めて、またちょっと進化した和風カスタムにできたように思います(´ω`)
2020.10.25