トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

デリンジャー和カスタム"染井吉野・河津"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

※今作品は月刊アームズマガジン2021年6月号&2021年7月号掲載記事「空想銃製作指南 YURI CUSTOM WORKSHOP」にて製作過程について前後編に分けて詳しく解説しています。

▼バレル

バレル・フレーム共に染井吉野は薄桃色、河津は濃いピンク色。それぞれ枝付きの桜や花びらの散る白桜の蒔絵が施されている。

○純正のシルバーメッキの上に各ピンク色の塗装&ジルコニアクリスタルでコーティング仕上げ。蒔絵は蒔絵シールを使用。染井吉野の方は塗料の特性なのか表面がザラザラしてしまって蒔絵シールが中々固定されず結構苦労しました(;´Д`) インナーバレルも黒染めしてアウターバレルもマズル付近内側を黒く塗装してあるので、小綺麗な外観とは対照的に銃口は結構迫力あったりしますw

▼サイト

バレルとバレル&フレームのヒンジ一体型の簡易サイト。

○純正そのまま、バレルと一緒に塗装しました。リアのヒンジが旧モデルでは分解できなくて絶望しました(›´ω`‹ )

▼操作系パーツ・スクリュー

染井吉野は金色、河津は銅色。ベースカラーとの組み合わせで特徴を出せるように配色されている。

○それぞれメッキ調塗料で塗装。ジルコニアクリスタルでコーティング仕上げです。

▼排莢・装填

右側面のオープンラッチを反時計回りに操作することでバレルのロックが解除され、バレルを持ち上げて弾薬の交換ができる。バレルには41ショート弾を上下1発ずつ/合計2発装填可能。

○実銃と同じように操作してバレル固定を解除して、弾薬交換アクションが楽しめます。バレル中央のエジェクターを使ってカートを押し出すことも可能。カートはリアルな真鍮製で、先端も鉛弾風の仕上げになっています。

▼グリップ

グリップパネルは刀の柄拵えをモチーフにしたカスタムグリップ。濃茶色の地色に"染井吉野"は若草色、"河津"はこがね色の絹風柄糸を使って装飾されており、中央には金の五弁の花を模した目抜き飾りがあしらわれている。

○今回も絹のような高級感ある素材(サテンリボン)を使用。柄下地はベースの純正グリップパネルのチェッカリングを活かしてダークブラウンに塗装し、鮫革に見立ててあります。一見柄糸に隠れてグリップスクリューが回せないように思えますが、ギリギリ外に露出しているので根気よく少しずつ回せば取り外しも付け直しも可能(;´∀`)柄糸巻き風アレンジの丸っこくて小さなグリップ、なかなか可愛くできましたw

▼作者コメント

月刊アームズマガジンの第六弾記事用に製作した今作。

今回はストーリー設定ではなく「桜」をモチーフにした和風コンセプトカスタムとして製作してみました。

レミントン・ダブルデリンジャーってすごくユニークなデザインだと思うんですが、あの曲線的で優美な形とちっこいサイズ感に「和風」要素は絶対合うだろうな~と常々思っていて、今回せっかく良い機会なので色の違いも楽しめるように2丁セットでカスタムしてみることに。

(分解含めて)デリンジャーは初めて触ったので途中色々と苦労もしましたが、なんとか当初の目論見どおり"ちょっと粋な和風小物"みたいな雰囲気に仕上げられたかと思います(´ω`)

2021.4.26

▼雑誌:月刊アームズマガジン2021年6月号

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【表紙】本庄 鈴、唯井まひろ


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月刊アームズマガジン2021年7月号

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