トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

ベレッタM9 CUSTOM "Diablo"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド&コンペ、延長フレーム

スライド自体に形状の変化はなく、フロントにPB(おそらくピエトロ・ベレッタ社)のロゴの入ったコンペセイターが装着されている。また、それと一体化するようなフォルムでフレームも延長されている。悪魔の力で通常の9mm弾薬以上に威力が増しているため、その反動と銃本体にかかる負荷を抑える目的と見られる。
スライド右側面には“Diablo”の赤い銘が刻まれている。 ○スライドは手彫り刻印と表面研磨・ヘアライン仕上げ。コンペはメーカー不明の既製品で、たしかバレルに固定するタイプでした。延長フレームはプラ&MDF材でオリジナル製作。

▼バレル

血の様な真紅のバレルには、キリスト教における「七つの大罪(superbia、invidia、ira、acedia、avaritia、gula、luxuria)」がラテン語表記でしっかりと刻み込まれている。 ○バレルに手彫りで上記文字を彫り込み、赤塗装&黒で色入れ後、キャロムのジルコニアでコーティング仕上げしました。

▼サイト

形状はノーマルだが、フロントにはホワイトドット、リアには赤のドットが入れられている。 ○それぞれ白とメタリックレッドで色入れしました。
側面のセイフティレバーのドットにもメタリックレッドで色入れ済み。

▼スライドストップレバー

ロングタイプに交換されている。「弾薬が尽きない」というのはやはり単なる噂で、しっかりと弾切れもホールドオープンもするようだ。 ○タクティカルマスター用の純正ロングスライドストップに交換しました。

▼グリップ

超常の力を込めて激しくブローバックする銃をしっかりと保持できるフィンガーチャネル付きラバータイプグリップ。
また、弾倉内の弾丸に込めた悪魔の力を増幅させるため、グリップ両側面には悪魔の象徴「逆さの十字架」が、グリップ下部の本来ランヤードリングがあるべき場所には赤いブラッディ・ジュエルが装着されている。

○タクティカルマスター用純正フィンガーチャネルグリップに交換。
金属製のゴシック十字架を黒塗装&センターラインを赤で色入れして、両側面に逆位置で接着しました。
また、ハウジング底部には赤いスワロフスキーのカットストーンを装着しました。

▼作者コメント

Diシリーズとして最初に製作した作品です。純粋にゲーム「デビルメイクライ」の空気と世界をベースに、オリジナルでカスタム作品を作りたい!という思いから始まった製作でした。
造形としてまだまだ野暮ったいところ、処理の甘いところも多分にありましたが、この初作からすでに独特の妖しくハードな雰囲気は出ていたと思います。

ストーリー設定に関しては、まだ初期なので詳しいものは考えていませんでした。前頁の概要設定はもう完全に後付けです^^;

かなりのインパクトが認めてもらえたのか作品発表時には中々の反響をいただきました。そして、それが以降のDiシリーズ、ひいては制作活動自体を続けていこうという決意に繋がり、製作者としてのターニングポイントともなった作品です。

2009.12.29

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