トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

G19 CUSTOM "Hell-Glock"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド&バレル

成長するにつれ、「魔紋」の広がったスライド。
新たな戦闘で血が流されるたび、妖しい紫色に発光する。
この奇妙な亀裂のような模様はバレルを中心に広がっており、その中心であるバレル本体は既に尋常ではない色に変色してしまっている。

○ベーススライドの前部とバレルのチャンバー部分に手彫りで「魔紋」を彫って、紫塗料で色入れ。かなりの手間でしたが、直線的な模様なのでまだマシ(?)でした^^;
バレルは青紫に塗装。ベースは青なのに角度によって紫にも見える不思議な色で、この銃の持つ妖しい雰囲気にピッタリな色合いになりました。

▼サイト

フロントには紫色の水晶体がドットとして埋め込まれている。視認はし易いが、有機的なその「点」は、銃を持つ使用者自身を見つめる「眼」にも見える。 ○フロントサイトはプラ削り出しのオリジナル。曲線的な形で、紫の透明アクリルビーズを埋め込みました。リアはベースそのままです。

▼スライドの刻印

側面には「Hell grock(ヘルグロック)」の銘が彫りこまれている。 ○実はこの銘…つづりを素で間違ってました(汗
正しくは「Hell glock」です;; う゛あ゛ー!!

▼フレーム

付着した魔界の物質が広がり、銃のフロント部分まで大きく覆ってしまっている。そのフロントのフォルムはどことなく髑髏を思わせるような不気味な形状。顎のようにせり出した底部には鮫のエラのように左右4本ずつのスリットが入っており、悪魔の血のような生々しい紫色が滲んでいる。

○追加フレームパーツを石粉粘土で製作。
この生物的な曲面形状を作りたくて、この作品では石粉粘土を使用しましたが、ブローバックの衝撃などによる耐久性に不安が残り、結局これ以降は一切使用しませんでした^^;(後の作品は全て樹脂素材で製作。)本体へはトリガーガード部分で4本のイモネジ止めで、取り外せばノーマル状態に戻せます。
色は艶ありの黒塗装で仕上げ、禍々しくもどことなくエロチックな雰囲気も出してみましたw

▼グリップ

広がった魔界物質が後部を覆い、左右両面に三つの「眼」の様な水晶体が浮き出ている。 ○蜘蛛や甲殻類のような怪しげな生物っぽいイメージで造形し、樹脂ビーズを埋め込みました。素材や塗装はフレームと同じです。

▼マガジン

マガジンバンパーは変形し、上部に向かって魔紋が広がる。
魔紋の一部はさらに伸びて「Sedicco non」の謎の言葉となっている。 ○バンパーを樹脂素材でオリジナル製作。マガジン本体の魔紋は手彫りで彫りいれて紫で色入れしました。“謎の言葉”はラテン語の「十戒」の一つ「Non occides(汝殺すなかれ)」の逆綴り。

▼作者コメント

Diシリーズとして製作した第二弾の作品。
初作がまだ通常銃器のディティールを色濃く残すデザインだったので、もう一歩踏み込んで「現実ではまずありえない形」を目指しました。

全体のモチーフは、実はDMCに登場した「ナイトメアβ」という魔界銃。あの髑髏のような生物的な形をハンドガンサイズにして、いかにも邪悪な銃の雰囲気を出そうと試みました。
上記解説のように素材では失敗しましたが、Di独自の雰囲気を持つデザインという点ではけっこう成功したと今でも思います^^

ただこれはオクでも全然人気が出なくって、実は未だに手元に残ってる苦い思い出の作品でもあります;
いつかこれもver.2としてさらに作り込んでリベンジしたい!そんな野望も密かに抱いてますw

2009.11.19

Copyright @ 2024 Yuri-Harunobu all rights reserved.