~各部カスタムポイント
■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。
■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。
凍りついた鉄のような硬く冷たげな質感のスライド。
形こそM9系の形状だが上面は霜がかかったように白く、鱗(うろこ)のような模様も見える。これは魔獣化していたフロストの姿の名残でもある。
側面には氷の紋章らしきものと“Frost”の銘が刻み込まれている。このように精霊は武器に姿を変えても己の名前をどこかに残すことがあるという。
○上面から側面にかけて白→シルバーのグラデーションに塗装。上部のウロコ模様と側面の銘などを手彫りで彫り込みました。
青く光る金属質なバレル。通常の銃器が弾丸発射の熱に耐えるのとは逆に、このバレルは発射時の「冷気」に耐える。 ○キャロムシルバーで下塗り後にメタリックブルーで塗装。擦れ剥げ防止のためキャロムジルコニアでコーティングしています。
フロントは氷そのもののような透明の結晶。ドットとして黒い金属結晶が埋め込まれている。リアもドット式でこちらは通常の銃器の質感・形状。 ○フロントは透明アクリル板を切り出して加工。ブラックメタルのビーズを埋め込みました。リアはノーマルのまんまです。
下部に、その最大の特徴である剣か氷柱(つらら)のようなクリスタル状の物質が突き出ている。これは人間界のどの物質よりも硬い結晶体で、水分を素とした高密度な魔界の氷。この氷剣の側面にはラテン語で「ものみな凍りつくすもの」「氷の精霊」といった文字が見える。
またその上部、通常銃器でいうコンペにあたる部分には冷気と氷結を表した模様が浮き出ている。トリガーガード前部にもラテン語文字が見え、その意味は「冷たい」「北風の神」。
○透明アクリル板を芯として、側面をプラ材パーツで挟み込むようにしてオリジナル製作しました。この銃のテーマらしさが上手く表現できて満足出来た部分です。
コンペ部分もプラで製作。側面の模様はシールなどではなく、ステンシル塗装でオリジナル表現しています。
バレルと同じく冷たく光る青い金属製。 ○一度下地のシルバーが見えるまで研磨後にバレルと同じメタリックブルーで塗装仕上げ。擦れてはげやすい微妙な部分は敢えてシルバーのまま残してあります。
通常銃器でいうロングスライドストップ型。 ○通常タクティカルマスターでいうロングスライドストップ。をシルバーに塗装しました(笑)
シルバーのマガジンキャッチボタン。 ○ノーマルのマグキャッチボタンをシルバーに塗装しました。
フィンガーチャネルタイプの形状だが、色は真っ白で鱗のような質感。側面中央には透明な結晶体が埋め込まれている。この銃を扱う資格のない者がこのグリップを握ると、この結晶の冷気で握った手から凍らされるという。 ○ベースのタクティカルマスターのグリップにウロコ模様や大型アクリルクリスタルの埋め込み穴を彫り込んだあと、艶消しホワイトで塗装しています。後部にはプラのオリジナル追加パーツを貼り付け。
マグバンパーは爪のような生物的形状。これもまた魔獣の名残である。 ○マガジン下部にオリジナル製作のバンパーパーツを装着しています。たしか両面テープで固定?だったかなw ちゃんとガス注入口も空けています。
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▼作者コメント
同じDiシリーズの前作「イフリート」を意識して真逆の「冷気」をモチーフにしたデビル・アーム風カスタムです。
原作で「フロスト」はボスキャラではなかったのですが、対にするからには…というわけで設定上格上げw でもそれほどインパクトあるカッコイイ敵キャラでした。
デザインやカラーリングもゲーム中のフロストをかなり参考にして、なおかつ銃器と違和感なく溶け合うように造形しました。ちょっとフレーム下部から結晶パーツへの繋ぎ部分が急すぎたかなとは思いますが、全体にはかなり満足の仕上がりでした。
イフリートと同じく自然要素を表現するデザインは、このDiシリーズで今後も挑戦して行こうと思っています。
2008.12.9