トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

Hi-CAPA5.1 CUSTOM "Salamandra"

~各部カスタムポイント

■この文字色の文は設定です。空想設定なので実際の素材・機能とは異なります。

■この文字色の文は実際のトイガンとしてのカスタム解説です。

▼スライド

超硬質合金製の特注スライドに交換。塗装を施し、イメージカラーである真紅にカラーリングされている。側面には“Salamandra”の銘を黒色ではっきりと刻印。上面には黒いセレーションラインが施され、乱反射をカットしてサイトの視認性を高めている。 ○キャロムのSシルバーで下塗り後、メタリックレッドで塗装。銘は手彫りで彫り込んで黒で着色しました。

▼バレル

強化ステンレス製バレルを装備。
半鏡面に磨きこまれた仕上げで、スライドの鮮やかな赤にアクセントとして映える。 ○ハイキャパ5.1付属、メッキシルバーのノーマルアウターバレルです。

▼各種強化アーマー

戦闘競技銃ならではのパーツ。
場合によってはひどく損傷することもあるため、全てのパーツは本体から取り外して交換・メンテナンスができる構造になっている。
また、付属パーツを全て取り外した銃本体はノーマルと同じ状態にも戻すことができ、競技者の中には別個に許可を取って競技場を出たあともプライベートガンとしても使用する者もいる。(競技仕様の銃はオーバーパワーなため、競技場以外では当然使用を禁止されている。)

○全てプラでオリジナル製作。艶消し黒とメタリックレッド(下塗りにシルバー)の塗装を塗り分けています。どのパーツも本体およびアンダーフレーム本体にボルトで着脱可能。(マグバンパーアーマーだけは両面テープ固定です^^;)

▼サイト

フロントには大型サイト、リアにはノバック型コンバットサイトを装備。両者とも3ドット仕様で感覚的に素早い照準が可能。ジャミングなどにより光学機器が使用できない状況下では目視によるサイティングが重要になる。 ○フロントはプラでオリジナル製作。ハイキャパ付属のサイトを参考に、後部で1段幅の広がるデザインです。リアは4.3のノバックタイプサイトに交換しています。ドットは半球型ホワイトビーズを貼りつけ。

▼コンペセイター

射撃時の燃焼ガスと熱を効率よく逃がし、反動抑制と熱による動作不良を防ぐ。内部の延長バレルには合計16個のガス噴出ホールが開けられている。.45口径強装鉄鋼弾を使用していながら驚異的な命中精度を誇ったのはこの部分によるところが大きい。カバーする素材はスライドと同じく超硬質合金製。 ○プラでオリジナル製作。内部には別パーツのホールつき延長バレル(メタリックグレー塗装)を仕込んでいます。

▼アンダーフレーム

銃全体を大型化しているパーツであり、強化・反動補正・装備拡張を兼ねている重要なパーツ。フレームからトリガーに至るまでを滑らかなカーブラインのボディでしっかりと守る。金属よりも強度に優れる新型カーボン素材を使用。
さらにトリガーガード前部とトリガー本体にはもう一層の強化アーマーを装着して、トリガー周りを狙ったピンポイント攻撃にも耐えうる強度を持つ。
また下部には20mmレイルを装備。王者5年目の決勝戦ではここに光学機器を取り付けて、ヘッド-サイティングデバイスへのジャミング攻撃に対処した。

○プラでオリジナル製作。まずアンダーフレームベースを本体に取り付け、その上からアーマーを装着します。アンダーフレームベースはプラで造形加工して艶消し黒で塗装。側面は「のっぺり」したかんじにならないようアクセント的にパネルラインをを彫り入れて引き締めています。下部のレイルはハイキャパ5.1付属の金属製20mmレイルを使用。

▼操作系パーツ

バレルと同じく強化ステンレス製のハンマー、サムセイフティ、マガジンキャッチボタンを装備。このあたりの配色はスポーティーな印象を持ち、以降にも好んで模倣された定番スタイルとなった。 ○ハンマーはノーマルのメッキシルバー・スクエアハンマーを使用。サムセイフティとマガジンキャッチボタンはノーマルを磨き込んでキャロムジルコニアでコーティングしています。

▼マガジン

マガジンバンパーにも強化アーマーが装着されている。弾倉を被弾から守り、場合によってはバンパー部分での打撃攻撃にも使用される。 ○バンパーアーマーをプラで製作。このあたりの造形は特に気に入ってます。

▼強化カスタムグリップ

徹底的な強化はグリップ部分にまで及ぶ。
前部をアンダーフレームと同じ新型カーボン素材で補強し、さらにマガジンバンパーにかけてのエッジには強化アーマーを装着してバンパーと合わせて打撃の衝撃にすら耐えうる強度を持つ。
若干ボリュームアップしたグリップは微妙なカーブで銃本体をしっかりと保持可能。また親指の当たる部分を削いでグリッピングも向上している。
エッジアーマーに施された三つ穴の造形はカスタムを手掛けた職人の単なる好みで、あまり意味はない。

○同じく強化パーツ類はオリジナル製作。グリップの親指部分はしっかりと削り込んで、再度マットブラック塗装し直しました。何気にグリップスクリューもメタリックレッドに塗装しています。

▼作者コメント

サイバーパンクな未来世界をベース設定に「戦闘競技用カスタム」をイメージして製作しました。半サイボーグ同士の何でもアリのデスマッチ、ってよくありそうな設定ですが、F1マシンみたいに過激にチューニングされた機械を駆使したバトルっていうのはいつでも男心をくすぐりますw

デザイン上のコンセプトは「アーマード・ガン」です。これまでも和拵えやBIOなどで扱ったテーマですが、今回このIFシリーズで製作して造形的にも設定的にもばっちりハマりました。黒い本体をベースに赤いアーマーを装着したようなデザインで、銃自体がゲーム「アーマードコア」のようなマシン的な雰囲気を出せたと思います。

設定の世界観も今までないくらいに作り込めたので、今後もまたこれを共有したシリーズ作品も展開していこうと思います。

2008.11.21

Copyright @ 2024 Yuri-Harunobu all rights reserved.