▼“対吸血鬼組織の制式拳銃”
(依頼概要)
過去オーダー作『クウェデューのリボルバー』と同じご依頼主さまからのご依頼。
個性豊かな吸血鬼・吸血鬼ハンター・クルースニク(人間×吸血鬼のハーフ)達の跋扈する独自の世界観をお持ちで、その素敵なキャラクター達の織り成す物語を小説やイラストに描かれています。
今回の作品はその物語に登場する、『騎士団』なる対吸血鬼組織の制式拳銃。団員共通の護身拳銃、とのことで、研究員などの非戦闘員まで含めて常に身につけていられる=コンシールドキャリー系のコンパクト拳銃をベース素材としてデザインしました。
ご依頼主様の騎士団のイメージや、「聖戦武器っぽいカラーリング」というご希望もあって、シルバー×白のとてもクリーンなイメージカラーで統一。形もクウェデューリボルバーとはまた違って『騎士団』らしい直線的で鋭い形状を意識しました。
部分的に薄いグレー色も使用し全体に徹底して「無機質」な、銃器というよりは何かの医療器具のような、ある意味でちょっと違和感や不気味さを感じさせるデザインにしています。
コンパクトな近距離用カスタムガン、ということでストレイヤーヴォイト社の「Tiki」というモデルにもちょっと影響を受けてます。
真っ白シロのイメージカラーでガンバトル。…って想像したら↑この方を思い出しました(´ω`)w
ベース品は東京マルイのガスブローバック「デトニクス.45 フレームシルバー」。コンパクトサイズのシングルカアラムオートで、ベースとして扱いやすい銃、という条件から、ほぼ一択でした(`・ω・´)
今回のフレームは特に「面・角のシャープさ」が重要で、製作の良い練習素材だったので、見習いのシンペ君にも手伝ってもらってます。(実際かなり練習になったに違いないw
デザインに約1ヶ月、製作開始から完成まで約3ヶ月。完成した作品と設定、詳細は次ページにて。