トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

"GHM9-P&EX"

Lambda Defenceのガスガン「GHM9-G」をベースに「近未来・車両搭乗員の為のPDW(パーソナルディフェンスウェポン)」をイメージして製作したワークショップカスタム。

※今作品は月刊アームズマガジン2024年5月号&6月号&7月号掲載記事「空想銃カスタム指南 YURI CUSTOM WORKSHOP 2nd SEASON」にて製作過程について前中後編に分けて詳しく解説しています。

完成:2024年2月

▼STORY(設定)

近年急速に普及しつつある自律型戦闘ロボットは、各国のあらゆる分野の防衛任務に就く者にとって相当な脅威となった。

ある統計によると昨年の車両警護任務における対ロボット戦闘での死亡率は92%ともいわれる。

そこで各銃器メーカーはこぞって「対自律戦闘ロボット」向けの弾薬・銃器の開発を始めた。この「GHM-P&EX」はその中でも特に車両警護任務に就くオペレーター達に非常に好評を得ているモデルだ。

「9×19mmP&Ex弾」を使用するPDW(個人防衛火器)で、この特殊弾は銃本体に装着されたユニットと連動して標的の装甲を貫通したあと適格なタイミングでその内部で炸裂する"対自律戦闘ロボット弾薬"である。

通常の拳銃弾しか使用できなかったこれまでの9mmPDWと違って、狭い車内でも取り扱いやすい小型サイズそのままに戦闘ロボットを確実に行動停止させられる威力を持つ。

ショートバレル下のハンドガードと同化したガンカメラ付きユニットはオペレーター装着のスマートグラスと情報リンクしており、残弾数や薬室内の状態はもちろん、ガンカメラを通して銃を向けている標的の位置や大まかな種別までも情報として表示される。

ガンカメラ映像を見れば必ずしも車内から身を乗り出して目視する必要も無いため、銃だけを露出させたブランドショット状態でもある程度正確な射撃が可能だ。

さらにグリップは最近の銃火器では珍しくない仕様となった生体認証システムに対応しており、登録者だけしか撃つことができない。

この銃は対人用の通常9mm弾も使用可能で、まず弾倉を装填した時点でP&Ex弾が含まれていればユニットが自動的に起動する。

次にガンカメラが捉えた標的が戦闘ロボットであった場合、不可視レーザーを用いてその距離と動きを予測した補正照準、起爆タイミングを計算。

トリガーを引いて発射された9mmP&Ex弾は初速約350m/sで飛翔し戦闘ロボットの装甲を貫通(Piercing)したのち、メカ内部で起爆して炸裂(Explosion)する。

この弾薬と専用PDWを使用した場合、襲撃側の戦闘ロボットはほぼ確実に行動停止か任務続行不可能な状態となり、車両搭乗員の生存率は実に80%を超える。

現在各国の軍隊や警察組織をはじめ、民間軍事会社なども導入をはじめているようである。

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